ちょっとレアなヨーロッパの国シリーズ① スロベニア🇸🇮(1)
今回からはちょっと珍しい、あんまり日本人が行ったことなさそうなヨーロッパの国々への訪問をまとめていきたいと思います。
今回はスロベニア共和国(Republika Slovenija)です。
周りは観光地で有名なイタリア、オーストリア、クロアチアって感じなのでこのスロベニアも気候が良さそうなイメージを持てます。まあまだクロアチア行ってないけど・・・
スロベニアは旧ユーゴスラビア構成国家であり、その中では最も早く2004年にEUに加盟しています。
それもあってか旧ユーゴ諸国では珍しく?通貨がユーロです。これは旅行者にとっては楽で良いですね。
まずは、リュブリャナ空港に降り立ったので首都のリュブリャナに向かいます。
スロベニアは比較的小さな国で端から端まで300kmくらいです。主な見所もリュブリャナ近郊といったわけじゃなく国内に点在してる感じだったので、レンタカーでの移動が便利でしたね。
リュブリャナ市街(Ljubljana)
リュブリャナ空港到着後、リュブリャナ駅行きの乗合タクシーに乗って市街へ向かいます。ドライバーのお姉ちゃんの運転が荒かったです笑
市街の北側にあるリュブリャナ駅から中心部へ向かいます。
まず目にするのは「竜の橋(Zmajski most)」です。竜の像はリュブリャナの象徴でもあるみたいです。奥の方にあるリュブリャナ城を川が囲んでいるので、地図で見たところの左回りに進みます。(写真では右方面で川沿いを進みます)
訪問したのは6月、ヨーロッパでは一番良い季節ですね。
丘の上に立つリュブリャナ城が見えてきました。
中心部、三本橋の前にきました。あんまり3本あるのかはよく表せてはないけど、橋が3本並んでるんですよね笑
橋から見るリュブリャナ城です。
夕暮れのリュブリャナ城。
夕食は魚のムニエル。ヨーロッパでは珍しく?結構魚を食べるみたいです。
リュブリャナ城廻りはこじんまりとして見所が集まってる印象です。気候が良いヨーロッパの夏季の川と酒の組み合わせは最強だと思うので、すごーく良いです!
ブレッド湖(Bleisko jezero)
ブレッド湖はリュブリャナからバスで約1時間でアクセスできます。
ここの魅力は何と言っても美しい湖の色です。
断崖に立つのはブレッド城。ここには歩いて登っていけます。
こんな道のりをひたすら登ります。結構汗だくになると思います笑
ブレッド城に到着。
ブレッド湖を上から眺めるため、さらに登ります。
ブレッド城から見る湖の色。青い!!
こんな青い湖見たことあっただろうか・・・
湖にはブレッド島と教会が建ってます。(ここにはいってない)
こんな青い湖初めてみたと思います。感動しました。
さて、ブレッド湖周りで昼食です。
スロベニアを代表するビールである(らしい)、Laskoのビールと海鮮パスタです。
もう1つのメジャーなビールはこちらのUnionらしいです。
青い湖を眺めながらビール、、、、最高。
聖地巡礼の旅 シャーロック・ホームズ③ スイス🇨🇭マイリンゲン(2)
夜も明け、マイリンゲンの続きです。天気がよくて山も綺麗。
さて今日はマイリンゲンの街からライヘンバッハの滝へ向かいます。街からも駅からもそれほど遠くないので徒歩で行けちゃいます。
街は大通りがほぼ一本しかないのでその道を歩いていけばついちゃいますが、まずは東方向に進んでいきます。
しばらく行くとホテル・シャーロック・ホームズが見えます。ここが突き当たりなので、右折していきます。
裏手にはシャーロック・ラウンジなんていうのも。
マイリンゲン駅からミュージアム・ホテル・ラウンジを経由すると一気に自然豊かな風景が開かれます。この時点で既に奥の方に滝が見えますね。もっと近くまで行ってみます。
マイリンゲン、山に囲まれてますねー
Reichenbachfallbahn
さて、ライヘンバッハの滝の麓まで歩いてくると、麓から滝へと繋がる専用のケーブルカーがあります。
駅の周りにはシャーロック・ホームズゆかりのスポットであることを示すサインがこれでもかと置かれてます。まーわざわざここにくる人はみんな知っててくるのかな。
ケーブルカーに乗り込みます。
ケーブルカーを降りると、目の前には「New Sherlock Holmes Experience Room」という展示があります。ここもやっぱりカンバーバッチの顔ですね!
さーて、お待ちかね。ここにくるためにはるばるやってきました。
ライヘンバッハの滝です!
滝の写真だけ見ちゃうと日本人としてはそこまで大きいと感じないと思いますが・・・笑
滝の左手にはホームズとモリアーティ教授の決闘の場所とされている白星が見えます。
望遠鏡からも見えますね笑
この滝の良いところは、なんとあの白星まで登っていけるのです。一見足場が無いように見えますが、意外とそんなに時間かからずに(確か30分程度で)行くことができます。
では山登りを始めます!
途中にはちょこちょこマイリンゲンの街を見下ろせるスポットもありますね。
どんどん登っていくと、さっきより街が小さくなりました。
滝の上部に行くと橋があり、ここから岩の間を抜けてくる水が滝壺に向かって落ちていくのを見ることができます。
高所恐怖症には結構辛い笑
もっと先に進みます。
林の中にはいたるところに道案内版があり、ホームズの足跡をたどるFootpathの方角をさしていますね。
白星に近づくほどだんだんと道が狭くなっていき、結構怖くなってきます。
これも高所恐怖症には辛い!
さらに街が小さい気がします。
見えました!滝の手前に星があります。ここでホームズとモリアーティが戦ったことになってますが、だいぶ足場が悪いですね。昔はフェンスがなかったと思うとめちゃくちゃ怖いです。
英語とドイツ語とフランス語の併記みたいですね。
さて目的は達成したということで、麓まで降りていきます。帰りは別ルートを通ってゆっくり景色を見ながら散策。
結局かなり遠くのAareschulucht Ostまで歩いて行ったので、そこからは電車で戻ってきました。この電車もシャーロックホームズですね笑
以上、スイスはマイリンゲンのホームズ関連スポットを辿ってきました。景色もいいしマイリンゲンから少し足を伸ばせばグリンデルヴァルドやユングフラウヨッホも十分いけるのでおすすめですね〜(ていうか普通はそっちがメインか笑)
聖地巡礼の旅 シャーロック・ホームズ③ スイス🇨🇭マイリンゲン(1)
今回もシャーロック・ホームズの聖地巡礼ではありますが、おなじみロンドンではなくスイスまで足を伸ばします。
向かう先はマイリンゲン。チューリッヒからベルンを経由し2時間半ほど、またはルツウェン経由で2時間ほどの場所です。スイスは電車の旅が楽しいです。(高いけど)
ここは「最後の事件(The Final Problem)」に登場するライヘンバッハの滝がある場所ですね!
マイリンゲン駅(Meiringen)
マイリンゲンはこじんまりした街なので簡単に周れてしまいます。
ライヘンバッハの滝に行く前に、駅の近くにもシャーロック・ホームズゆかりのスポットがあるので当然の如く訪問です。
シャーロック・ホームズ博物館
駅の近くにポツンと立っているミュージアム。建物の前にはホームズ像があったり、関連するパネルがあったりなのでわかりやすいと思います。
ミュージアムに入ると真っ先に目につくのはベネディクト・カンバーバッチのシャーロックです。シャーロック・ホームズの「顔」といったらもはやドラマ「Sherlock」のベネディクト・カンバーバッチであることを色んな場所で感じますね。
ライヘンバッハの滝での取っ組み合いのシーンの挿絵も展示されています。
ロンドンにあるミュージアムやパブ同様、ここにもベイカー街221Bの一室が再現されています。どんだけ皆んな好きなんだこの部屋。
ホームズが暇つぶしで撃っていた銃痕も再現。
コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズが掲載されていた「ストランド・マガジン(The Strand Magazine)」の展示もあり。
ホームズはマイリンゲンの名誉市民のようですね笑
博物館の外にはシャーロック・ホームズの原作をおったパネルも設置されています。
マイリンゲンの到達やライヘンバッハの滝を訪れる様子など・・
子供の頃「最後の事件」を読んですごく怖い滝という印象を持った記憶がありますが、まさかその地にくることになることとは。
おっと、ライヘンバッハの滝については次回に回したいと思います。
博物館の裏にはスイスの山々が見えますね。山登りの様子もまたまとめたいところです。
だんだんと日が暮れてきました。
夜に照らされるシャーロック・ホームズ像を拝みながら(この時すごい酔っ払っていた)、それでは今回は終了です。
聖地巡礼の旅 シャーロック・ホームズ② London🇬🇧🏴
今回はシャーロック・ホームズの第二弾として、ドラマ「Sherlock」で出てきた撮影現場を主に巡りたいと思います。
まずは何と言っても印象的なこの場所・・・
Speedy's Sandwich Bar & Cafe
ドラマ内で「ベイカー街 221B」として出てきた場所です。実際にはこの「Speedy’s」はベイカー・ストリートではなく、2キロほど東にあるNorth Gower St沿いにあります。
ですが、その印象的な赤いあ店構えは特徴的でドラマでも頻繁に出てくるので、ここがベイカー・ストリート221Bのような気がしてきちゃいます。
店内には撮影シーンの写真が飾られてます。
店名の通りサンドイッチもありますが、イギリスに来たらイングリッシュ・ブレークファストを食べたくなるので毎回頼んでしまいます。
今回はすこし変わったアボガド入りのイングリッシュ・ブレークファスト。
ロンドンに来たら毎回立ち寄ってしまう場所の1つです。
St Bartholomew's Hospital(聖バーソロミュー病院)
Bartsの名でも知られ、設立は1123年でヨーロッパで最も古い病院とも言われるそうです。
ここはドラマ内で何度も登場している場所であり、シャーロックとジョンが出会ったり・・・モリー・フーパーが勤務しているので度々おとずれたり、第2シリーズ第3話の「ライヘンバッハ・ヒーロー(The Reichenbach Fall)」でも重要な舞台となっています。
New Scotland Yard
Weatminsterにほど近いスコットランドヤード(New Scotland Yard)はロンドン警視庁の本部です。ドラマではレストレード警部とのコメディのような(?)やり取りで登場します。
近くにかの有名なビッグ・ベンがありますがここ数年は工事中でこの通りです。僕がヨーロッパにいる間には本来の姿は見れなさそうですね・・・
Savile Row(ザヴィル・ロウ)
全然シャーロックとは関係ないですが、英国紳士御用達の場所ということで、ザヴィル・ロウに寄ります。
ここはオーダーメイドの高級紳士服店が集中しており、1つのスーツを作るのに何度も通わなきゃいけないようです。「ビスポーク・テイラー」は普段スーツ着てる人としては憧れが強いけれどもドイツからじゃきついなー
映画「キングスマン」の中で表向きは高級テーラーとして組織の拠点になっています。
すぐ隣にはビートルズが最後に屋外演奏を行った「ルーフトップ・コンサート」の舞台となったアップル・コアのビルもあります。
また「007」のジェームズ・ボンドもザヴィル・ロウのスーツを愛用しているとのこと。(あんまり007見たことないからわかりませんが・・・)
またこの「ザヴィル・ロウ」は「背広」の語源という説もあるようですね。
スーツは中々買えませんが、ワイシャツとかネクタイとか毎回買っちゃいます。
Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス)
こじつけ?だけどドラマのオープニングで出ているのでここにも載せます。
夕暮れ時にかけていい感じの写真が撮れました。
ロンドンのまさに中心といった感じでいつ着てもワクワクしますね!
City of London
歴史的な金融地区であるシティ・オブ・ロンドン。あまり写真がないのでテムズ川の対岸からの写真を載せます。
ドラマではシリーズ1のエピソード2「死を呼ぶ暗号(The Blind Banker)」でシティとTower 42というビルが出てきました。
その他にもやたら目につく瓜のような形のThe Gherkin(ガーキン・本名はサーティーセントメリーアクス)や左にあるのはWakie-Talkie(=トランシーバー)、真ん中にあるのはチーズグレーター(チーズ削り機)など、面白い愛称が付けられている変わった形のビルが多いです。
バターシー発電所(Battersea Power Station)
個人的にはピンク・フロイドの「アニマルズ」のジャケですが・・・
シャーロックではシーズン2のエピソード1「ベルグレービアの醜聞(A Scandal in Belgravia)」でジョンとアイリーン・アドラーが相対する場所として使用されています。
反対側からの写真を撮りに行けば良かったなと後悔。またそのうち行くとしよう。いつイギリス行けるかわからんけど。
さて、今日はドラマ「シャーロック」に舞台となった場所とプラスアルファをまとめてました。いつかダートムアも行ってみたいな。
聖地巡礼の旅 シャーロック・ホームズ① London🇬🇧🏴
色々な聖地巡礼が好きなのですが、音楽関係だけでなく映画や小説の舞台にもたまには訪問します。
今回はヨーロッパに来たら一度は行ってみたいと思っていたシャーロック・ホームズゆかりの地を振り返っていきたいと思います。
子供の時に読んでいた児童向けの小説や名探偵コナン、またはBBCドラマのSherlockなど、シャーロック・ホームズに関連する名称・話題ってずっと自然に耳にしている気がします。100年以上前の作品でありながら長期にわたって影響を与え続けているのはすごいですね。
まずはロンドンのスポットを1つずつ振り返ります。
Baker Street Station(ベイカー・ストリート駅)
まずはホームズの家の最寄り駅、ベイカー・ストリート駅からスタートです。この駅はBakerlooやJubileeなど多くの地下鉄路線が通っているのでアクセスが良いです。
駅前にはかなり大きなホームズ像が立っています。
この他にもベイカー・ストリート駅の内部には、シャーロック・ホームズの各話をモチーフにした壁画があるホームもあります。
The Sherlock Holmes Museum
駅を出て、ベイカー・ストリートを北側に少し行くと、これまた世界的に有名すぎる住所、「ベイカー街 221B」に到着します。この番地はミュージアムになっており、足を運ぶ人が絶えないようですね。
中ではホームズの部屋を再現しており、おしゃれな部屋で憧れてしまいます。
いつかこんな部屋を自宅で再現してみたいですね笑
上の階に行くとキャラクターたちの蝋人形の置かれている部屋もあります。
しかーし、ここはあくまでも「自称221B」のようで、実際に地図を見ると確かに「238」あたりで、「221」はもうちょっとだけ駅側(南側)にあるみたいですね。
Sherlock Holmes(PUB)
次に訪れるのは英国風パブの「Sherlock Holmes」です。場所はCharing Cross駅のそばにあり、ナショナル・ギャラリーを訪れる前の腹ごしらえとしての意味も含めて立ち寄りました。
なぜかハンバーガーにしました笑
ここにもホームズの部屋を再現した展示室があります。
ホームズ関連のスポットってどこも部屋を再現しますよね。思えばシアトルでシャーロック・ホームズのエキシビジョンに行った時も部屋がありました笑
ロンドンの話に戻りますが、ホームズの展示はどれもビクトリア朝様式の雰囲気を味わえるので、個人的にすごく好きです。
ミュージアムではホームズの名刺ももらえるのでお土産にもいいかもしれませんね。
ロック聖地巡礼の旅! アイルランド🇮🇪 Dublin
今回はアイルランドはダブリン。言わずと知れた音楽の街を振り返っていきます。
ダブリンといえば、音楽映画の「Once ダブリンの街角で」「シング・ストリート 未来へのうた」「ザ・コミットメンツ」などの舞台になっており、訪れる前から音楽の街というイメージがありました。
しかし、訪れた後はより一層ハッピーな音楽の街という印象が強くなり、これまで訪れた街の中でも最高な街の1つだと思っています。
ダブリンといえば、ライブ・アイリッシュ・パブがすごく良い。
そんなわけで今回はまず、ダブリンで訪れたライブ・アイリッシュ・パブを振り返ります。
1、The Temple Bar
ダブリンといったら何と言っても「テンプル・バー」です。リフィー川のすぐ南側にあるこの地域は色々なパブ・レストランがあり、ダブリンのカルチャー・エンターテイメントの中心地となっている場所です。
そんな地域の名前を冠する「The Temple Bar」が一番印象に残っています。
チャージなしでライブを観れるので、1人でふらっと行っても ビール片手に楽しめること間違いなしですね。この時はギター・デュオによるアイルランドの伝統を感じさせる音楽が演奏されていました。
2、Porterhouse Temple Bar
こちらは先ほどの「ザ・テンプル・バー」より少し左手にある「ポーターハウス・テンプルバー」というアイリッシュ・パブになります。
他のパブと違い、複数のフロア(確か三階建)にまたがってますね。
上からの角度で見れるのが面白いです。周りのパブに比べると、ポプ路線というか、馴染みのある音楽が演奏されていましたね。
3、O'Sheas Merchant & Ned O'Sheas
テンプル・バーの中心よりはすこし西側に行ったところにあるパブ・レストランです。
先ほどの二軒と比べると観光客は少なくて、もっとローカルな雰囲気を味わえるんじゃないかな?と思います。演奏される音楽もロック・ポップのカバーとかではなく、伝統音楽に根ざしたものが演奏されていたと思います。
ギターに加えマンドリンに似ている形のブズーキやバンジョー、アコーディオンが使用されており、より伝統的、民族音楽的なものを感じられました。
目の前にあるリフィー川
4、The Underground Venue
こちらはアイリッシュ・パブという感じではありませんが、地下にあるどちらかというと一般的なライブハウスになります。しかし、演奏される曲はどことなく懐かしい響きがしますね。
以上がダブリンで訪れたライブ・ベニューになります。
この他にもう少し音楽関連スポットを振り返っていきたいと思います。
フィル・ライノット像
アイルランドを代表するロックバンド、シン・リジィ(Thin Lizzy)のPhil Lynott像もダブリンの巡礼地ですね。「アイルランドの英雄」と言われているだけあり、銅像も威厳を放っている感じですね。
The Little Museum of Dublin
アイルランドを代表するバンドといったら、何と言ってもU2ではないでしょうか。そんなU2の展示もダブリンにはあります。
U2のレコード、ポスター、楽器に雑誌、U2にまつわるものを集めた部屋という感じですね。
この「リトル・ミュージアム・オブ・ダブリン」自体は20世紀のダブリンの政治的・社会的な出来事を記録した展示内容になっています。そんな20世紀のダブリンの重要なカルチャーとして、U2関連の展示室もあるのだと思います。
おまけですが、当時は気付かずいき逃してしまったスポット。
The Irish Rock 'n’ Roll Museum Experienceなんていうスポットもあります。
ここは次回訪れる時は是非行ってみたいですね・・・!
ロック聖地巡礼の旅! UK🇬🇧 Canterbury
今回もUKのロック聖地巡礼です。イングランドのカンタベリーに訪問記になります。
ここには世界遺産であるカンタベリー大聖堂があり、イングランド国教会の総本山でもあるため本当の意味での聖地巡礼ですね。
ただ今回は一応ロック聖地巡礼のシリーズなので、ロックにまつわるスポットを探していきたいです。
カンタベリーといえば、日本ではカンタベリー・ロックとして、一部のプログレ系バンド達が知られていると思います。個人的に聴いてたのはSoft Machine、Caravan、Gong、Hatfield and the Northあたりですね。(めちゃくちゃにわかですが)よくありますが、カンタベリー・ロックは日本独自の呼び方で、現地ではCanterbury Sceneと呼ばれるようです。
地名が音楽のいちジャンルになるのはそんなに多くはないと思うので、めっちゃ色々なゆかりの地があるのだと思いましたが・・・あんまり調べてもカンタベリー・ロックの聖地的なスポットは出てこない。不安もありながら現地へ向かいます。
Canterbury West Station
街の西側にある駅に到着です。ロンドンからは電車(Southeastern線)で1時間程度なので行きやすいです。
駅から旧市街まで少し歩きます。
Westgate Tower
あまりロックの名所がない気がするカンタベリーですが、かろうじて1つありました。
カンタベリー大聖堂のあるエリアへ向かう途中に文字通り西側の玄関口であるウェストゲートがありますが、この手前の通りがとあるジェケのイラストに使われているのです。
Caravanのアルバム「聖ダンスタンス通りの盲犬(Blind dog at St, Dunstans)」のジャケです。実際のところこのアルバムは未聴だったので、カンタベリーへ向かう電車の中で聴くというにわかっぷりですが。このアルバム、素人からするといい感じでポップでかつ70年代の英国プログレの雰囲気も感じられて好きです。
とりあえずロック聖地巡礼のノルマ?をクリアできたので、通常の市街観光にはいります。
街から大聖堂の上部分が見えてきます。
大聖堂の周辺は壁で覆われており、入れる場所はあまり多くありません。夕方だったのとコロナと工事中で入れるか不安でしたが、左手の小さな入り口を通り大聖堂のある広場へ向かいます。
すっごい大事な部分が工事中・・・
角度によってはいい感じでゴシック様式の美しい建築を望めます。
なんども改修されているようですが、少なくても1000年以上の歴史を持っているようですね。まさに聖地巡礼。
付近にカンタベリー大聖堂とともに世界遺産に登録されている廃墟の修道院もあります。
ここは外なのでコロナ禍でも入れました。
聖オーガスティン(アウグスティヌス)は、7世紀にローマ教皇の指示によりキリスト教の布教を行なっていた人物です。この人物が建てた修道院がこの場所です。
見た通り廃墟ですね。笑
こんな感じのカンタベリー、文字通り英国国教会の聖地巡礼にもなってしまいました。ここを訪れたことをきっかけに、カンタベリー・シーンももっと深く知っていきたいところです。