ちょっとレアなヨーロッパの国シリーズ④ エストニア🇪🇪(2)
前回に続きエストニアはタリンの続き。
ラエコヤ広場の旧市庁舎の次は広場の裏手にある聖ニコラス教会に向かいます。
わかりにくい写真しか撮っていなかった笑
教会の前にはエドュアルト・ビルデというエストニア文学の偉人のモニュメントがあります。(調べて初めて知ったけど)
この教会の中には「死のダンス」という中世の絵画が展示されています。ベルント・ノトケ作。不気味ですごーく印象的です。
Kiek in de Kök Museum (キーク・イン・デ・キョク)
タリンは城壁の街でもありますが、その城壁沿いの塔にある博物館が異様に印象に残っています。写真の真ん中の四角い塔は「ネイツィルトン」、左側の塔が「キーク・イン・デ・キョク」でその内部は博物館になっています。いく前は思いもよらなかったけど、ここが今回の記事のメインです。
城壁に沿って歩くとまさに中世ヨーロッパを感じる雰囲気です。このあたりの前の庭は「デンマーク王の庭」として知られているそうな。
展示物も最初は中世っぽいんですよね。
かと思いきや、奥の方に進んでいくと段々と趣が変わっていきます。
奥には17世紀ごろのスウェーデン時代に作られた地下道(Bastion passages)があるのです。またここが不思議なところで・・・
ちなみにスウェーデン時代は何かというと、かつてモスクワとスウェーデンがエストニアを巡って争い、1595年に締結されたタユシナ条約によってスウェーデンの支配下となったそうです。その後1700年代にロシア帝国に編入されるまでスウェーデン支配だったそうですね。その後も独立したもののソ連の一部になったり、この辺りの国々は色々複雑です。
段々と奥に進んでいくとさらに怪しい雰囲気に。
怖!!
なんだこの展示物たちは・・・
どうやらこのトンネルはソ連時代、WWⅡの時は爆弾のシェルター、防空壕として使用されていたようです。確かに雰囲気がすごく社会主義っぽいんだよな。
1980年代はお隣フィンランドのテレビから流れる西側の文化であるポップミュージックやヘヴィメタル、特にパンクに感化された若者たちがこのトンネルに住み着いたとか。いきなり音楽文化と接近しましたね。ソ連だった時もパンク文化があったというのは興味深いです。
エストニアン・パンクのミュージシャンで知っている人はいなさそうだけど、もうちょっと詳しく調べてみたい文化ですね。
Youtubeで1986年結成で今でも活動しているらしいバンド、J .M .K.Eの動画を見つけました。
トンネルで撮った写真の一枚のどうやらこの人たちがJ .M .K.Eっぽい。確かに壁に赤字で「J .M .K.E」と書いてあるぞ。
(せっかくなのでApple musicでJ .M .K.Eのアルバム「Külmale maale」の30周年記念盤を聴きながら文章を書いています)
「セックス・ピストルズ」や「アナーキー・イン・ザ・UK」、「パンク・イズ・ノット・デッド」なんて言葉もあってなんか親近感湧く。
話は戻ってその後、2005年ごろから博物館化され綺麗に清掃が行われるまではホームレスやジャンキーが住んでいたとかなんとか。
博物館を出て、ここから少し街を散策。
なんか天気悪くなってきたな・・・
旧市庁舎の裏側。
旧市街東側のヴィル門からの撮影。ちなみにこれから大雨降ってきてズブ濡れ。
一度ホテルに戻って仕切り直しです。
オーストリア🇦🇹 聖地巡礼〜The Sound Of Music〜(3)
過去の記事に続き、オーストリアのザルツブルクを紹介したいと思います。
今回のメインは「The Original Sound of Music Tour」です。9:15 or 14:00 スタートの半日バスツアーで50ユーロ。個人で周るとより効率が良いので悪くないんじゃないかと思います。
The Original Sound of Music Tour集合地点
ツアーの集合場所はザルツブルクの代表的スポットであるミラベル宮殿の前、聖アンドレ教会の付近からスタートです。
そういえば、このツアーの説明を聞いてびっくりしたのは「サウンドオブミュージック」って地元のオーストリアでは全然知られてないらしいです・・・笑
バスの運転手さんは「見たことない」と言ってました笑
ツアーガイドさんも「仕事のために見た」と。
ハリウッド映画とはいえそんなに地元では知られてないんだとびっくりしましたね。日本人もみんな一回は見たり、曲を聴いたことがあったりするだろうに不思議なもんです。
音楽の本場であるオーストリアからすると、アメリカ産のミュージカル映画なんて見ないわ、ということなのかな。
まあ、そんなこんなでツアーのスタートです!
レオポルズクロン湖
映画の中で「トラップ大佐邸」のあった湖です。お家自体は別の場所なんですけど、家を背にしたシーンではこの湖沿いで撮影されているみたいですね。
この「レオポルズクロン宮殿」は「ホテル シュロス レオポルズクロン」として宿泊も出来るようです。1泊くらいここに泊まるのもありだったかなあ。
バスツアーでは写真撮影の時間はあるけど、あちこちに行ったりはできないので湖の周りをフラフラ歩くなら個人で行った方がいいかもしれませんね。
レオポルズクロン湖側から見るザルツブルク城です。
ちなみに、次のスポットへバスで移動する途中に「トラップ邸」として撮影されたフローンブルク宮殿を通りました。バスの窓から見ただけだけど。
ヘルブルン宮殿
ここは映画の中で長女のリーズルが「Sixteen Going On Seventeen」を電報配達人のロルフと歌うシーンの場所ですね。
こういう建築物って「Gazebo(ガゼボ)」っていうんですね。ガゼボってなんだよって読んで思ってしまいました。パビリオンと同義なのかな?
てか元々さっきのレオポルズクロン宮殿にあったのね、このガゼボ。
ヘルブルン宮殿方向への道。こちらもツアーでは訪問しないので、ゆっくり見たい場合は個人で来た方がいいですかね。
ガゼボの付近からまっすぐ行くと先ほどのフローンブルク宮殿に行けます。夏に来てこの辺を自転車で走るのも気持ちよさそうですね〜!映画の世界に浸れることでしょう。
ヴォルフガング湖畔
ここも写真撮影のためにちらっと立ち寄ります。ここは映画で出てきたっけなあ。
ちなみに湖の麓の町、St. Gilgen(ザンクト・ギルゲン)の中心はモーツァルト・プラッツなんですけど、モーツァルトは一度も訪れたこと無いそうです笑(現地で買ったガイドに書いてあった)
そういえばここに来る途中にレッドブルの本社がありました。オーストリアの会社とは知らなかったのでびっくり。
バスの車窓から。
モンド湖(Mondsee)-マリアとトラップ大佐の結婚式場
湖のほとりにバスを停め、街の方までてくてく歩いていきます。
カラフルな街。なんかドイツ語圏っぽく無いですね!(偏見?)
モントゼー教会の正面
この内部が結婚式のロケ地となったんですね〜
なんかリゾートって感じでいいですね、せかせかしたツアーじゃなくてゆっくりのんびりきてみたいですね。
湖の方から見る教会。
ちなみにこちらはザルツブルク名物のボスナ(Bosna)、カレー風味のホットドッグですね。こんなんしか名物ないんかい。 美味しいですよ。カリブルストといいカレー風味好きだねえ。
ツアーも最終地点へ・・・
早いものでツアーも最後。出発地へ戻りバスを降りて、目の前のミラベル宮殿に向かいます。
やっぱりザルツブルクの一番印象的な景色はここですかね。
子供の頃みて、まさか訪れるとは思わなかったサウンドオブミュージックロケ地ツアーですが、映画みたことある方にはおすすめしたいですね!
ちょっとレアなヨーロッパの国シリーズ④ エストニア🇪🇪(1)
コロナ前の2019年のことを今更ながらに書きますが、夏休みにロシアのサンクトペテルブルクに行ったのを振り返ります。
フィンランドのヘルシンキからフェリーに乗りサンクトペテルブルク〜エストニアのタリンを訪れました。
タリンは治安も良さそうで日本人女性の一人旅?の方も多く見かけた気がするので、旅行先には良い場所なんじゃないかと思います。
自分の記憶も呼び起こしながらまとめていきたいと思います。
サンクトペテルブルクからタリン港へ
ヘルシンキ〜サンクトペテルブルク〜タリンとすごく遠回りしてきましたが、ヘルシンキとタリンはフィンランド湾を挟んでほぼ向かい、フェリーで3時間くらいの距離になります。
フェリーで国をまたいだのは初めてですね。見知らぬ大陸がだんだんと迫ってくるのはワクワクします。
そんなこんなでターミナルに着きました。入国の時にすごく並んだ記憶があります。(まあロシアからEUに入るのだから当然か)
港から旧市街まではわずか徒歩で2キロ!天気は悪いですけど旧市街に向かって歩いてきます。港から西へ進んでいくイメージです。
途中「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれる塔を通ります。ここが街の入り口になるわけですね。
旧市街に入って少し歩くとお次は「三人姉妹」と呼ばれる15世紀の住宅を通ります。綺麗な建物ですね。現在はThe Three Sistersというホテルになっているようです。
建物が北欧っぽくカラフルな気がします。だんだん天気も良くなってきました!
この通り沿いにはブラックヘッドの会館(写真がない!)とか大ギルド会館(エストニア歴史博物館)などの観光スポットが点在します。
ここを抜ければ旧市街の中心部である「ラエコヤ広場」に着きます。
ラエコヤ広場
この広場には旧市庁舎が立っており、塔の上からは街を見渡すことができます。それについてはまた後ほど。とりあえず例によって丘の上から街を見渡すためにさらに進み「トームペア(Toompea)の丘」に向かって進んでいきます!
丘の上には特徴的な風貌をしているロシア正教会の「アレクサンドル・ネフスキー聖堂」が建っています。
こちらはトームペア城。今回の宿泊はこの城の裏手のホテルに泊まりました。さて、景色を見るためにさらに進みます。
「アレクサンドル・ネフスキー聖堂」に比べるとちょっと地味な見た目になりますが、こちらはエストニア最古の教会である(らしい)聖母マリア教会(Toomkirik)です。
トームペアの丘・展望台
カラフルな街並みでおとぎ話に出てきそう、っていうのはこういう町のことなんだろうか。
この街も「魔女の宅急便」のモデルになった街の一つのようです。
さて先ほど通り過ぎた旧市庁舎に登るために「ラエコヤ広場」に戻ります。
広場に戻ってきました。
広場の中でも一際目立つのは旧市庁舎です。1404年から現在の形になったようです。
塔の上から見た風景もいい感じ。
さて、続きはまたそのうち・・・
オーストリア🇦🇹 聖地巡礼〜The Sound Of Music〜(2)
前回の記事の続きでザルツブルク市街のスポットをじゅんぐり巡っていきたいと思います。
今回のスタート地点はこちらから。
モーツァルト小橋
映画「サウンド・オブ・ミュージック」内ではマリアと子供達が歌いながら渡ってました。
どのスポットもそうなんだけど55年以上も前の映画とほとんど同じ風景です。こんなに景色の変わらない街はヨーロッパの中でも珍しいのではないかと思います。
ザルツァッハ川にかかる橋からそびえ立つホーエンザルツブルク城を眺める。ここから旧市街の方をぐるっとまわって振り返りたいと思います。
橋を渡って旧市街に入るとすぐに広場に出ます。
モーツァルト広場
ザルツブルク生まれの超有名人モーツァルトの名を冠した広場には、当然ですがモーツァルト像がどっしりと構えています。個人的にはあまりザルツブルクにこれといったイメージなかったんですが・・・モーツァルトの出生地でサウンド・オブ・ミュージックの舞台にもなっていて、100年以上ザルツブルク音楽祭が続いている、音楽好きが集まる街だというのを来てみてやっと実感しました。
広場に隣接している大聖堂、この辺りはレジデンツ広場と名前が変わるみたいですね。
アーチをくぐると大聖堂の正面に出ます。建物が1つ1つ大きいので異世界に迷い込んだような気分になります。
休憩がてら大聖堂の中で一休み。旅先の大聖堂の中ではしばしぼーっと時間を過ごしがちです。大聖堂の周りは音楽祭で賑わってますが、中は人も少なく静寂した雰囲気。落ち着きます。
次は先ほどの広場からユーデンガッセという路地を西に進みます。ここはザ・ヨーロッパの観光地に来たって感じで楽しいですね。この感覚は久々でした。
あの時計塔のあるあたりからゲトライデ通りに名前が変わるみたいです。(同じ道なのに)
さらに進んでいくと「モーツァルトの生家」に到着です。
モーツァルトの一家は1773年に近隣に引っ越すまで住んでいたようです。当時17歳ですかね。
すごい人です。って思ったら混んでたのは下のスーパーでモーツァルトの家はそこまで混んでいませんでした。
そのままゲトライデ通りを進んでいくと前回のメンヒスベルクのエレベーター方面に向かいます。今回はそこまでは進まず少し戻ります。
南側の通りにやってきました。
こちらはザルツブルク音楽祭のメイン、祝祭大劇場。まあ通っただけですが・・・
こちらは聖ペーター教会。「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場した墓地が有名です、が行ってません。なぜ行かなかったのかは今思うと理解できません。完全に抜けてました。
写真を見る限りお墓が特徴的だと思うので、ぜひ寄っていった方がいいと思いますね。行ってないけど。
教会の後はまたお城の方に戻ります。
中世の街並み・・・が残る街はヨーロッパに多数あるけどここは建物がでかいんですよ。(2回目)
ザルツブルク、ノーマークだったけどすごく良いところです。後回しにしててごめんなさい。
Restaurant Stiegl-Keller
ホーエンザルツブルク城の真下にあるStiegl(シュティーグル)のビア・レストランにきました。1492年にザルツブルクで創業されたオーストリア最大のブランドでありモーツァルトも愛飲したとか・・・オーストリアもビールが美味しいです。
一杯目は「ゴールド・ブロイ」をいただきます。ザルツブルクの時を超えた美しい街並みに乾杯。
とか普段言わないことを書いてみる。
食事をとってる間にすっかり暗くなりました。
このメンヒスベルクの岩肌はこの街の中でも特徴的で特に印象に残っているかも。街を歩いてたら唐突に巨大な岩肌が現れるわけですよ。あまり見たことのない風景です。
ちょうど音楽祭が終わった時間でバスやらタクシーで混雑してました。
ちょっと時系列バラバラだけれどもザルツァハ川付近の夜の風景。
素敵な街を離れるのは名残惜しいですが、最後にミラベル庭園によって宿泊場所へ帰宅します。
今回は淡々と?ザルツブルクの街中の綺麗な場所の写真を載せていきました。
次回は街の外に出て周辺を振り返ってみたいと思います!
オーストリア🇦🇹 聖地巡礼〜The Sound Of Music〜(1)
これまでアメリカやヨーロッパのロック的聖地巡礼スポットを自分なりにまとめてきましたが、ここらで少しジャンルの幅を超えていきたいと思います。
今回のテーマは映画「The Sound of Music」、個人的には音楽って面白いかもと思う1つのきっかけになった作品だったかもしれません。
小学3年生くらいの時にリコーダーで演奏した「エーデルワイス」や合唱でやったドレミの歌、日本語版のサウンド・オブ・ミュージック。(当時歌っていた歌詞を調べても全然それらしきものが出てこない・・・歌う人によって和訳が全然違う)
自分の音楽歴はロックバンドをかじったモノでしかないけど、一応合唱部でもあったから「サウンド・オブ・ミュージック」は個人的に1つのルーツであると思うのでこれからまとめていきたいと思います。
Salzburg(ザルツブルク)への旅
「サウンド・オブ・ミュージック」聖地巡礼の中心地はオーストリアのザルツブルクになります。映画のイメージからなんとなくスイスのような気がしてましたが・・・景色はかなりスイスに近いと思います。そしてスイスみたいに物価高くないので滞在しやすいです。
ザルツブルクはドイツ生活5年目にしてようやく訪問しました。オーストリアってドイツ住みからするとあんまり異国感なくて、旅行先としては後回しにしがちなんじゃないかと思います。(自分だけ?)
ザルツブルクはドイツとの国境沿いにあり、ミュンヘンからも1時間半程度で行けるので行きやすい場所ですね。(ウィーンからは3時間弱)
ちなみにザルツブルクでは「The Original Sound of Music Tour」に参加しました。
50€、約4時間のバスツアーで、個人では行きにくいところも連れて行ってくれます。(逆にザルツブルグ市内はほぼツアーでは回りませんが)
さてツアーの話はまた次回にして、少しずつ映画に出てきたおすすめスポットを巡っていきましょう。
こちらは参加したツアーでは行きませんでしたが、ザルツブルクのメインスポットなので必ず見ることになるでしょう。市内の色々な場所から様々な角度でお城を見ることができます。
一枚めの写真、映画で見覚えのある方も多いのではないでしょうか?
ここはメンヒスベルクの丘と呼ばれています。丘へ登るにはエレベーターが便利で、登った先には近代美術館があります。(行かなかったけど)
美術館のあたりが展望台になっており、レストランも併設されているので景色を見ながら食事をすることもできますね。
旅行先ではとりあえず街を見渡せる高台に行きがちです。
ちょうど訪問した時はザルツブルク音楽祭の時期でした。しかーし自分は特に予約もせず、正装も持っていなかったので過去の音楽祭の映像を城の前で上映するというこれはこれで贅沢なSiemens Festに参加しました!
一応ザルツブルク音楽祭の一部に参加したということで記念のマスク・・・笑(2020年が100年だったようですね)
日が暮れるとライトアップもされすごく綺麗です。
お城の上からは違った角度からの景色を楽しめます。
2、ノンベルク修道院
先ほどのメンヒスベルクの丘から市街地を左手にホーエンザルツブルク城を回るように30分ほど歩きます。スタートした時はザルツブルク大聖堂の正面を向いてますが、ここからぐるっと回っていきます。
ザルツブルク大聖堂の背面が見えてます。もう少し行くと、映画に登場した「ノンベルク修道院」に着きます。
ここが映画の序盤でマリアが過ごした修道院になります。中庭と併設されている教会は見学可能です。
あまり観光客はいなくて質素な教会だと思います。設立は714年と1300年も前のようですね。(火事で焼けて現在の建物は16世紀に建てられたともありますが)
修道院の入り口からお城がすぐのように見えますけどここからは行けませんでした笑
3、ミラベル庭園
庭園の先にお城を見ることができるなんとも綺麗な場所です。ここもザルツブルクのメインスポットじゃないでしょうか!
「The Original Sound of Music Tour」ではミラベル庭園の前の広場から出発し、同じ場所に戻ってきます。ツアーの最後にバス停から徒歩で移動し庭園に立ち寄り解散しました。
庭園の外に階段があ理、庭園を見下ろす写真が撮れますので是非訪れたいですね。この写真はザルツブルクを代表する景色じゃないかと思います。
劇中ペガサスの泉の前ではダンスが行われてました。
夜のミラベル庭園
夜のホーエンザルツブルク城も綺麗ですね〜さて今回はここまで、次回は他のザルツブルク市街のスポットをざっと振り返っていきたいと思います。
ドイツ・ケルンのライブハウス巡り🇩🇪
海外生活の個人的醍醐味は海外アーティストのライブが観れること!
ドイツに住んでいるとUS・UKロックのミュージシャンが多数ツアーを回ってきます。
僕はデュッセルドルフ住みなので周辺のケルン、エッセン、オーバーハウゼンあたりを行動範囲にするとかなーり多くのアーティスト達のツアーをカバーできるのではないかと思います。
その中でもケルンはドイツ第4位の都市だけあってライブハウス環境が充実していると思います。(ケルン以外はまた別でまとめたいと思います)
というわけで、もう少しししたらライブハウスでライブを見る機会も出てくることを期待しつつ、ケルンのライブハウスをまとめつつ振り返りたいと思います。大きさ順・・・はよくわからないのでお世話になった順(?)で紹介して行きたいと思います。
Live Music Hall
ケルンのライブハウスだと、このLive Music Hallとそれぞれ向かい合っているE-werk、Palladiumがそこそこ大きい規模の会場だと思います。(アリーナは除く)
その中でもLive Music HallはSバーンの駅「Ehrenfeld」から徒歩10分ほどと、アクセスが良いところが好きですね。
ここでは90's USオルタナ系の再結成バンドを3つ見に行きました。
At The Drive-In、Alice In Chains、Stone Temple Pilots
この写真である程度広さがわかるだろうか。
2020年近くになっても90's USオルタナ・グランジが好きなワタシ・・・リアルタイム世代でもないのに。
ちなみにAt The Drive-Inは2018年3月に観ましたが、チケットにはPalladiumと書いてあったのに行ったら会場が変わっていたという・・・そんなことはアメリカでも体験したことはありませんでした。焦って移動して半分以上見逃すという大失敗を思い出しました。
E-Werk
こちらは2017年にMogwai、2019年にProphets Of Rageを見ました。
ここはちょっと車じゃないとアクセスが良くないですが、一応SバーンのMülheim駅から歩いて20分くらいですね。バスもあるけどそんなに頻繁ではないと思います。車がある人は車の方が良いかも。最近は電動キックボードで行くのもアリかもしれません。
Prophets Of RageはもとよりRage Against The Machine、Public Enemyのヒットパレード的な感じでトム・モレロ信者からするとすごくよかった。BGMがSoundgardenのBlack Hole Sunでウルっときました。
Artheater
こちらはLive Music Hallと同じくSバーンの駅「Ehrenfeld」からすぐ目の前にありとってもアクセスが良い「Artheater」です。こちらでは90'sエモのMineral再結成、UKのCirca Wavesを観に行きました。Mineralの時は対バンがDelta Sleepでもーー最高でしたね。
ライブハウスって感じの広さで演者との距離が近くて良いですね。
LUXOR
こtこちらもKöln Süd駅の目の前でアクセスが良いです。ここではCloud NothingsとThe Get Up Kidsを見ました。エモですね〜、エモめっちゃ好きです。どちらも2019年かな。2019年にThe Get Up Kids?ってのはあるかもしれないけど、良い曲なんですよね。
ライブのお供はケルシュ。
こういう感じでライブ見て飲める日は近いのか・・・
Palladium
At The Drive-Inを見逃した?PalladiumでWhite Snakeを見ました。なんだかんだハードロック的なのも好き。ロックならなんでも良いのか。こちらは先ほどのE-Werkの向かいですね。ちょっとアクセスが良くない。今なら電動スクーターで行きますかね。
アンコールでBurnをやったのを見て童心に帰った気分でした。
Club Subway
こちらはトラムのMoltkestraße駅が近いでしょうか。2018年にTTNGを見ました。マスロック的なのも好きです。
フロアライブ的な感じでステージに段差がないのでめっちゃ近い。めちゃ近いところで好きなバンドを見るのは最高ですね。メンバーと話したらStiff slackの話になりましたね。こういうところで凄さを実感します。
Gebäude 9
Bürgerhaus Stollwerck
その他、こちらのライブハウス・ライブスペースも一回ずつ行きました。
ケルンはまだまだ行ってない場所もあるのでライブ活動の再開が待ち遠しいです。(それまでドイツにいるのかわからないけど)
いかがでしょうか?デュッセルドルフ近郊で働く機会があったらぜひケルンに足を伸ばして海外アーティストのライブを見に行って欲しいですね。(あんまり駐在員でそういうことしている人は見ませんので)
日本で来日を待つよりも確実に大勢のアーティストを見る機会があると思います。
ロック聖地巡礼の旅! ドイツ🇩🇪 Berlin(1)
今回はたまにはドイツ国内の紹介ということで首都ベルリンの紹介です。
2018年2月以来で気付けば3年半くらい首都に来てませんでした。デュッセルドルフからはICEで約4時間半、なかなか遠いです。パリの方が近いというね。
そんなこんなで足が遠のいてたベルリンを再び訪問しました。
首都と言ってもドイツはベルリン並みの都市が各地にあるので、ミュンヘンやハンブルク、ケルンよりものすごく都会かと言ったらそういうわけでもないと思います。
例えば欧米ミュージシャンのライブ環境でいうと、ベルリン・ミュンヘン・ケルンは大体回ってくれるのでのデュッセルドルフ住みはベルリンからかなり離れてますけどケルンが近いからオッケー!という感じです。
ドイツでロックなスポットなんてそんなにあるのかい?と思いますが、今回は数少ないロック聖地巡礼スポットを紹介したいと思います!
こちらは昼のベルリン中央駅。
この日はまずポツダム宣言で有名なポツダムに訪問。その後ベルリンへ戻りました。ポツダムの話はまたそのうち。
ポツダムからはSバーンでベルリンに戻ってきました。降りたのはこちらの駅。
こちらはベルリン中心部からは4キロほど離れた場所になります。道を進んでいくと中東系の移民が多そうな雰囲気の町並みになってきた気がします。
駅から5分ほど歩いたところで目的地に到着!
David Bowie's Berlin Apartment
なんとこのベルリンの中心部から少し離れた場所にデヴィッド・ボウイが住んでいたのです!
ベルリンとデヴィッド・ボウイの関係は深く、有名な「ベルリン三部作」と呼ばれる作品を発表してます。ここには1976年〜78年の間に住んでいたようです。
1977年発表の「Low」「Heroes」そして1979年の「Lodger」(Lodgerはドイツでレコーディングしたわけじゃなかったようですけど)
ベルリン在住時はイギー・ポップと共同生活をしていたようで、かの有名なデヴィッド・ボウイとイギー・ポップがコラボしてたのはこの時期なのかあ、としみじみしてしまいました。(自分が生まれるずっと前の話だけどさ)
調べてみるとイギーの方も初期ソロ三部作として、「The Idiot」「Lust For Life」「TV Eye: 1977 Live」がベルリン時代の作品として一括りにされてるようですね。デヴィッド・ボウイと同じくベルリンのハンザ・スタジオでレコーディングされてます。
デヴィッド・ボウイがドイツにいたのはなんとなく知っていたけどイギー・ポップも一緒で「Lust For Life」をドイツで制作してたなんて・・・全然知りませんでした笑(てかLust For Lifeってデヴィッド・ボウイ作曲だったのか)
「アルバムLow、Heroes、Lodgerはここに住んでいる間に制作され、ベルリン三部作として音楽史に名を残しました」というような文章と、「Heroes」の歌詞が記されています。
「Heroes」という曲自体もドイツ・ベルリンとの関係が深いようで、ベルリンの壁で会う恋人たちを描いた曲と言われてます。自分はベルリンの壁が崩壊した後のベルリンしか知らないけど、デヴィッド・ボウイが「ヒーローズ」を作った時にはまだ壁が存在していて西と東が行き来できない状態でした。コロナ禍でも感じましたが、自由に移動ができるというのは当たり前の幸せではないのだなあとふとした瞬間に感じてます。
アパートの隣のお店にはデヴィッド・ボウイの写真があったり。知らなければ通り過ぎてしまいそう。
もう少し進むと行きつけのバーと言われてるスポットがあります。
Cafe Neues Ufer
このバーの中にはたくさんのデヴィッド・ボウイの写真が飾られています。もちろんかかっている曲は全て彼の曲でした。ここにくる人の多くはファンなのか、曲を口ずさんでいるお客さんがチラホラいました。
小腹が空いたのでドイツ名物のカリブロスト。とりあえず今回はこんなところで。