アメリカンロックに出逢う旅⑧ Milwaukee編(1)Summerfest
Wisconsin州のMilwaukeeには珍しくシカゴから電車の旅でした。
アメリカの都市の中央駅の感じ好きです。
特にミルウォーキーで訪れたい音楽にまつわるスポットがあったわけではないのですが(すみません)、なぜここに来たかというと、夏フェスです!
世界最大の音楽フェス!? Summerfest(サマーフェスト)
Milwaukeeの東側、Historic Third Worldに会場はあります。
サマーフェストは1968年から開催されており、毎年約80万人を集めている音楽フェス。
「世界最大の音楽フェス」として知られており、ギネス記録にもなったそう。
でも近年はウィーンのドナウインゼルフェストに抜かれてしまったよう。(今はこっちの方が行きやすいな・・・)
あんまりサマーフェストって聞いたことないけど「なんで世界最大なの?」と思うかもしれないが、このフェスはとにかく開催期間が長い!
毎年6月後半から7月上旬にかけ11日以上に渡って開催されており、12のステージで合計1000以上のパフォーマンスが繰り広げられる。
このフェスが変わっているのは通常のチケットとヘッドライナーのチケットが分かれていること。普通のチケットだとヘッドライナー見れないのかい!っていうね笑
こちらは一般のステージなので比較的安いチケットで入れます。
2021年で見ると一日券は23ドル、3日券は57ドル、6日券は75ドル、9日(全日)は100ドルのようです。
ちなみに今年は9/2-4, 9-11, 16-18で予定されている様子。今年はできるといいね。ヨーロッパは今年も夏フェス難しそうだが・・・
ヘッドライナーはAmerican Family Insurance Amphitheaterという会場で行われます。
2016年当時のヘッドライナーは、セレーナ・ゴメス、ピットブル、ブレイク・シェルトン、クリス・ステイプルトン & Alabama Shakes、ティム・マグロウ、Blink-182、デフ・レパード、REOスピードワゴン、ルーク・ブライアン、ポール・マッカートニー、Weezerとパニック!・アット・ア・ディスコ、スティングとピーター・ガブリエルでした。
そう、本当の目的は念願のポールマッカートニーだったのです。
なんでアメリカのフェスでポール?と思うかもしれないが、見れるうちに見ておきたかったのです。
思えば2014年の日本公演が氏の体調不良により中止。この時2年ぶりのリベンジを果たせたわけでした。
せっかくなのでセットリストを全部書き出します。
2016/7/8(金) @Marcus Amphitheater - SummerFest 2016
1. A Hard Day's Night
2. Save Us
3. Can't Buy Me Love
4. Letting Go (Wings)
5. Temporary Secretary
6. Let Me Roll It
7. I've Got a Feeling
8. My Valentine
9. Nineteen Hundred and Eighty-Five
10. Here, There and Everywhere
11. Maybe I'm Amazed
12. We Can Work It Out
13. In Spite of All The Danger (The Quarrymen)
14. You Won't See Me
15. Love Me Do
16. And I Love Her
17. Blackbird
18. Here Today
19. Queenie Eye
20. New
21. The Fool On The Hill
22. Lady Madonna
23. FourFiveSeconds
24. Elenor Rigby
25. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
26. Something
27. Ob-La-Di, Ob-La-Da
28. Band On The Run
29. Back In The U.S.S.R.
30. Let It Be
31. Live and Let Die
32. Hey Jude
Encore:
1. Yesterday
2. Hi, Hi, Hi
3. Birthday
4. Golden Slumbers
5. Carry That Weight
6. The End
ビートルズ、ウイングス、ソロと満遍なく、38曲もやってくれて本当に至高の時間でした。
本当にこの人はいつまでも元気で新しい音楽を聴かせてもらいたいものです。2020年のアルバム、ポール・マッカートニーⅢはロックダウンの最中一人で作ってしまうという。
一体この人はどれだけ長い時間世界中の人々を熱狂させ、幸せな時間を与えてくれるのか。
また次回ライブを見れることを楽しみにしております。