Milwaukeeは一回でまとまるかと思いきや、少し長くなったので二回に分けます。
ロックとは直接関係ないけども、訪問したSummerfestのスポンサーにもなっているだろう、ミルウォーキーの会社を2つ訪れました。
ミラーのビールですね。Summerfestのロゴの左側にMiller Liteのロゴがあります。
あんまりロック関係ないですが、、、 ミラー工場見学に行きました。
ミルウォーキーの中央駅あたりからは31番のバスで約15分。
アクセスは悪くないと思いますのでサマーフェストのついでに寄るのも良いですね。ビール工場訪問しがちです。
アメリカではおなじみだったミラー社の「Miller Lite」ですが、ヨーロッパでは見かけません。Miller Genuine Draftってのはたまに見るかな。
アメリカンビールといえばバドワイザー、バドライト、クアーズなど、いい意味では水みたいで飲みやすい、夏に冷やしてゴクゴク飲むの最高!だけど悪い意味ではうっすーい。
もう少し濃い方が良いのでブルームーン、グースアイランドを個人的には好んで飲んでました。
でも夏フェス行ってバドライト飲むのは美味しくてたまに飲みたくなるなあ・・・
建物がどれもヨーロッパっぽい。
ミラー社は1855年にドイツ系アメリカ人のフレデリック・ミラーが小規模の醸造所を買収して創業されたとのこと。バドワイザーの創業者もクアーズの創業者もドイツ系アメリカ人だし、さすがビール大国ドイツ。
この時工場ではクアーズ・ライトを生産していた。ビールの世界ってめっちゃ吸収合併とか多いから複雑な印象。ただしブランドにリスペクトがあるので買収されたからと言って銘柄がなくなるわけではないところは良いですね。
この訪問の後、2016年10月にSABMiller傘下からカナダのMolson Coors傘下になったようです。
いろんなところでこの「Girl in the Moon」を目にします。これは創業者Frederick Millerの孫娘みたいです。
ここはツアーのハイライトだったと思います。「Historic Caves」を歩きおそらくフレデリック・ミラー氏のホログラムから説明を受けます。
もちろん歴史を知るだけでなく、工場内で醸造や梱包、物流作業などの流れを見ることができます。
最後には生ビールを頂けます。そういえばアメリカって外での飲酒禁止だったり、21歳超えないと飲めなかったり、過去には禁酒法もあったりと意外にお酒に厳しいですね笑
こんなところでミラー社を後にします。
ミラー社からバス停に向かって歩きますが、10分ほど歩くとハーレー・ダビッドソンの工場に行くこともできます。(通っただけだけど)
ハーレーといえば駅前にHarley-Davidson Museumもあるので、好きな人にはたまらないですね。ハーレーに乗ったアメリカ人たちのイベント?があったのか、多数のライダー達で賑わってました。
ミルウォーキーはなぜかドイツ料理屋が多くあることで知られています。
どうやら1840年、プロイセン王国時代に生活が苦しくなったドイツ人が大量に移民としてやってきたようです。ミラーの創業もその流れなんですね。
今では日常的に目にしているドイツビールのロゴがあちこちに・・・
中でも有名な1902年創業の「メイダーズ・レストラン(Mader’s)」です。
せっかくミルウォーキーに来たんならドイツ料理食べないと!と思い行きました。まさかその一年後から今の今までドイツにいることになろうとは露も知らず。。。
ミルウォーキーはこんなところですね。それではまた。