ドイツ🇩🇪の風景 ライン川① デュッセルドルフ(Düsseldorf)
ドイツ在住でありながらあまりドイツの事を書いてない私ですが、久々にドイツの事をまとめていきたいと思います。
今回のテーマは「ライン川」
ドイツ語ではRheinです。ドイツの西側に住んでいるので、比較的観光資源に恵まれてない気がしてますが・・・個人的にライン川沿いの風景はドイツの中でもかなり気に入っています。そんなライン川沿いの風景をDüsseldorf近郊から南へ下って行きながらまとめます。
このライン川はスイスアルプスから始まり、ドイツとスイスの国境沿い、その後ドイツとフランスの国境沿いを流れ北上して行きます。有名な街ではスイスのバーゼル、フランスのストラスブール、ドイツのカールスルーエ、マンハイム、リューデスハイム、ボン、ケルン、そしてデュッセルドルフときてオランダの方に抜けて行きます。半分以上がドイツなので、ドイツ住みにとっては重要な川ですね。
川の流れとは逆になりますが、デュッセルドルフにいるのでまずはこの辺りからドイツ内のライン川の名所をまとめて行きたいと思います。
Düsseldorf Altstadt
我がまちデュッセルドルフのライン川沿いの風景です。中央駅からは少し離れており、Altstadt(旧市街)のはずれに位置しています。
いろいろなイベントが行われたり、デモがあったり笑、ドイツ人らしく?何でもない休日をダラダラ過ごしても良しと住民の憩いの場になっているのではないでしょうか。
日本人は中心部からライン川を挟んで反対方向のオーバーカッセルという地域に住んでいる人も多いと思うので、下手したら毎日見ている風景だという人も多いのでは?と思いますが、私もしょっちゅうきます。とにかく暇だと思ったら散歩がてら行きます。
ライン塔+ライン川の風景はこれぞデュッセルドルフという感じですね。
住み始めた当初はデュッセルドルフは何も観光資源がないように感じてましたが、この景色があれば何もいらないんじゃないかと思うような境地に至っております。
芝生に腰掛けが置いてあるので、川を見ながらデュッセルドルフのアルトビールを飲む・・・今では最高の休日の過ごし方だと思いますね!
日本デー(ヤーパンターク)
毎年5月頃には日本デー(ヤーパンターク)というお祭りも開かれます。まあ日本人の想像する縁日的なお祭りではないのですが。それでもコロナ禍を経て、3年ぶりの開催となったのは日本人の住民の一人としてすごく嬉しかったですね。
さまざまなコスプレをした人たちが行き交います。
とにかくナルトの「暁」が多い印象。
夜には花火大会も。この時期は日が長く22時過ぎないと日が暮れてこないので、開始時間は23時と遅めです。花火は30分くらいやってるのでかなり見応えありますね。
デュッセルドルフに一年で一番人が集まる日とも聞きますが、この街では普段見られないような信じられないくらいに人がごった返します。
メディエンハーフェン(Medienhafen)
Altstadtから見えるライン塔の麓はまた違った街並みが広がっています。
この辺りはフランク・O・ゲーリー設計の3つのビルである「ノイアー・ツォルホーフ(Neuer Zollhof)」を筆頭に個性的な建築が並び、(数少ない笑)Düsseldorfの観光名所になっています。
Altstadtからも歩ける距離ですし、ビール片手にダラダラと散歩しにくるのも良いと思います。(コロナ禍やることがなかったのでよく来ました)
Düsseldorf近郊
いわゆるヨーロッパっぽくない街並みの少ないデュッセルドルフですが、比較的風情のある街並みが残る北のエリア(Klemensplatz駅)に向かいます。
駅から石畳の道路を西側に歩いて行くと、程なくしてライン川沿いに出てきます。
ほんとにこの辺の人はみんな、暇な時はライン川沿いにきてダラダラしていると思います笑
川沿いには「カイザープファルツ・カイザースヴェルト」という1000年前の皇帝のお城の遺跡があったりと、週末の散歩にもいい場所ですね。
デュッセルドルフ在住にとってはライン川は切っても切れない関係と言えそうと思います。ライン川と言ったらもっと南の方が注目されがちですが、この辺りで時間を過ごすのも良いと思います。