ドイツ🇩🇪の風景 ライン川⑦ 世界遺産ライン渓谷中流上部 バッハラッハ〜周辺古城
ドイツのライン川下りならぬ上りの紹介の続きを書きます。前回は主にローレライとシェーンブルク城の紹介でした。
今回はさらに南下しバッハラッハという町を目指します。ここはあんまり日本のガイドには載ってないかも?しれません。そんなこと言ってる私はドイツ生活5年目半ばの2022年初頭にして初めて訪れました。
この町の山上には古城ホテルならぬ古城ホステル!のシュタールエック城(Burg Stahleck)もあり、麓の町には伝統的なドイツらしい木組の家が立ち並び、そして白ワインの産地!とライン川沿いの観光スポットの一つになっております。
僕は車で行きましたが、電車のアクセスもよいと思います。コブレンツからRE2で30分、フランクフルトからも同じくRE2で1時間12分で来れるようです。
現在ドイツは8月末まで在来線乗り放題の9ユーロチケットがあるので、時間に余裕があればはるばる電車の旅も良いかと思います。まーDB(ドイチェバーン)の電車の遅れはすごいので車がある人は車で行った方がいいかもしれませんが・・・
デュッセルドルフからもコブレンツまで1時間45分+30分ってとこですかね。電車が時間通りくれば笑(最近はイタリアの鉄道よりよっぽどDBの方がひどいんじゃないかと思いました)
バッハラッハ(Bacharach)
町に中心部から行くと、一度「Steeger Tor」という城門をくぐって街の外に出ます。
町の外側から見た写真ですが、この門の左脇の道を登って行きます。
このエリアらしく斜面はぶどう畑になっていますね。この写真は冬なので葡萄はなってないです。途中に塔がありますが、冬場は閉まってて登れませんでした。
ちなみに夏場はこんな感じで葡萄がなってますね。やはり訪問するなら夏がおすすめです!
だいぶ登ってくるとよさそうな感じの眺めになってきます。
ジャーン!
めちゃくちゃ逆光ですけどシュタールエック城も確認できます。
↓こちらは別の日に撮った写真。
シュタールエック城が良い感じで撮れました。
もう少し高台に登ってみました。あんまり変わらないじゃないかと言われるかもですが、若干川幅が変わっています笑
右側には教会の廃墟もあります。廃墟の方が古そうですが、こちらは1294年に建てられた「Wernerkapelle」で、左の新しそうで見るからに街のシンボルな教会が1100年造のSt. Peter教会のようです。
この写真だと斜面が葡萄畑になってるのがよくわかりますね。
さて景色を楽しんだところで町に降りましょう!
先ほどのSt. Peter教会の前に来ました。教会の周りは木組の家ばかりです。こんなに保存状態が良く綺麗に残っているのは珍しいのではないでしょうか?
奥の家はその名も古い家で「アルテス・ハウス(Altes haus)」です。
ドイツの白ワインToni Jost
ここに訪問したわけではないですが、お土産にスーパーで鶏のマークの「Toni Jost」の白ワインを買って帰ったら美味しかったです。その後いろんなところで見かけたし、バッハラッハの街中にワイナリーがあるようなので行ってみたいですね。
これらは町の外から見るシュタールエック城。
さてここからは次の目的地までの道中にあるお城をさらっと追って行きます。
フリュステンベルク城址(Ruine Burg Fürstenberg)
このお城は外観見ただけですが、綺麗に葡萄畑に囲まれている様がライン川のドイツの風景値う感じで良いですね!
ハイム城(Heimburg)
ハイム城はNiederheimbachという(ちょっと寂れてる・・)駅の目の前にある城です。
こちらも外から見ただけですが、麓の街と共にフラっと止まりたくなる街です。
ゾーネック城(Burg Sooneck)
ゾーンエック城は山の中にある本格的なお城だと思います。ライン川沿いの古城は中に入れないところも多いですが、ここはお城の中を博物館として開放しているので訪問可能です。行ったら終わってたので外観だけですが・・・笑
このお城もフランス軍によって破壊され廃墟化したようです。ライン川のお城は結構フランス軍の攻撃を受けてますよね。
17世紀から第一次世界大戦まではこのライン川がドイツとフランスの国境となっていたようなので、両国の防衛ラインとして長い間攻防が繰り広げられてたんでしょうかね。