ドイツ🇩🇪の風景 ライン川⑨ リューデスハイム(1)
ライン川の振り返りも終盤となってきました。まあライン川も長いので隅々までを範囲とするとオランダやフランス、スイスも含めることになるのですが笑
とりあえずドイツのライン川の見どころとしてはクライマックスでしょうか。
今回からは、前回までのラインラント=プファルツ州からお隣のヘッセン州に入り、ドイツワインの中でかなり有名なリューデスハイムを訪問します。
リューデスハイムは日本人にも有名じゃないかと思いますが、日本人の方が経営されているワインショップもあり、ワイン初心者の僕のような旅行者にも安心な町です!
リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)
リューデスハイムはライン川沿いの街で、川沿いに並ぶホテルやお土産屋、葡萄畑やお城なんかもあり、高台からは目の前いっぱいに広がるワイン畑と雄大なライン川を見下ろせる小さいながらも見どころがいっぱい詰まっている街だと思います。
まずは有名な通り、というか路地へ向かいます。
つぐみ横丁(Drosselgasse)
何と言ってもリューデスハイムのイチオシはつぐみ横丁ですかね。ほそーい路地にワインショップやレストラン、お土産やがいっぱい並んでおります。
これらの写真では一応まだコロナの影響なのかそこまで人であふれかえっていると言う感じではないですが、以前の写真を見るとシーズンになるとものすごい人たちがこの路地に集まっていたようですね。
遅くまで音楽を生演奏しているバーもあるので、昼と夜、また違った顔を見せてくれそうな通りです。
この日はリューデスハイムで宿泊予定だったので、夕食はつぐみ横丁沿いのレストランに入ってみました。
中はドイツのワイン酒場って感じです。(いやそれどんな感じだ)
やはり日本人がよく来るのか、「トイレット」の表記が・・・笑
さてお待ちかねのドイツのワイン、リースリングをいただきます。甘口から辛口までありますが、個人的には辛口が安定です。
Prost Weinhandel
こちらがワインショップの場所になります。ついついおすすめされたワインを買ってしまいます。ポイントカードもありますが、Düsseldorfからだと少し遠いので滅多には行けず、あんまりポイントたまりません・・・笑
展望台ニーダーヴェルト(Niederwald)
それでは高台からの素晴らしい眺めを見るためにロープウェイに乗って展望台に向かいます。
ロープウェイからは360°葡萄畑ですね!
少し登っていくと徐々にライン川も見えてきます。
ちょっとくどいくらいに葡萄畑を載せてしまいました笑
目的地も近くなってきましたね。
ロープウェイ乗り場からみんなが向かう方向に歩いていくとニーダーヴァルト記念碑に到着です。
この特徴的なブロンズ像はどうやら女神ゲルマニアだそうです。ドイツ帝国発足を記念して建設されたそうなので由緒正しいですね。
女神像の基礎にのレリーフには馬上の皇帝ヴィルヘルム一世、右は鉄血宰相で有名なビスマルクのようです。
記念碑からは雄大なライン川。この景色を見るだけでも個人的は来る価値ありと思っています。(ライン川に取り憑かれているだけ?)
そんな感じで麓に戻り、最後に夜の風景を少し紹介します。
ちなみにホテルに帰って不覚にも爆睡してしまい24時ごろにつぐみ横丁へ戻ったので全然人がいません笑
こんな感じで流石に24時には人がいませんが、さすが川沿いのバーにはたくさんの人がいます。
アイリッシュパブってヨーロッパどこにでもあるし常に雰囲気が最高なので重宝しますね!
もう一回くらいリューデスハイムに行ってもうちょっと良い時間(20〜22時あたり)の雰囲気を楽しみたいものですね・・・
それでは次はリューデスハイムの周辺について書きたいと思います。そのうち。
ドイツ🇩🇪の風景 ライン川⑧ 世界遺産ライン渓谷中流上部 ライヘンシュタイン城〜ラインシュタイン城
久々にブログを更新します。
前回の更新は11月後半と2ヶ月以上放置してしまっておりました。
その間個人的には色々あり、ぼちぼち日本に戻ることにもなりました。この5年半くらいのヨーロッパ生活も後1ヶ月ちょいということでしみじみしておりますね。。。日本でまともに働くのってかなり久々なんだけど大丈夫かなあ笑
まあでも11年ぶりに地元に戻れるからまあいいか。日本に戻ったらライブとかフェス行きまくって、昔の音楽仲間のライブに顔出したり、そしてできればバンドも組みたい。そんなことしか考えていない今日この頃。
そんなヨーロッパ生活で色々行きましたが、振り返ってみて個人的に印象に残っている、絶対にまた来たい場所は意外と近場のライン川の風景やオランダの街並みだったりします。(ロンドンとパリは殿堂入り扱いなので除く。あ、南フランスもまたいきたいな。)
そんな感じなので、中途半端に放置しているライン川の紹介は最後まで書こうと思いました笑
前回はこちら。半年くらい前だ笑
前回はデュッセルドルフからライン川を下ること200キロ弱、ライン川の古城が密集している地域のバッハラッハを過ぎたところでした。やはりこの辺りが一番いいかなー街並みが趣があって素晴らしい。(住みにくそうではあるけれど・・)
コブレンツの北側はあまり伝統的な建物が残っていない印象です。Linz am Rheinは結構木組の建物が多くて良かったけど。
そのあたりで良い感じのワイナリーがあったのはまたそのうちどっかで書くとしよう。
今回はライン川の中でも見どころだと思われる
・ライヘンシュタイン城(Burg Reichenstein)
・ラインシュタイン城(Burg Rheinstein)
この二つのお城にフォーカスしようと思います。
ライヘンシュタイン城(Burg Reichenstein)
ライヘンシュタイン城にくるには車が便利かと思いますが、Trechtingshausen(トレヒティングハウゼン)駅からも歩いて5〜10分で歩いて来れると思います。
こちらはお城を下から見た図。なんだか全体像がわかりづらいですね。せっかくなら少し遠目からかっこいい写真を撮りたいものです。ということで、歩いて行ける距離の展望台と思われる場所に向かいます。
だがしかし。
うーん、木に隠れててあまりよく見えないぞ。ここにくるのは30分弱歩いて結構体力使いましたが、あまりくる必要はないと思います。笑
そんなこんなでぐるっと回って城の内部に行きたいと思います。
門の外に駐車場があります。
門をくぐり進んでいくと・・・
天気が良かったのでライン川と葡萄畑の素晴らしい風景が見えてきます。
入場券を買って中に入ります。
城の全体像を掴むため高台へ。
やはりお城の天守閣(ドイツ語だと何て言うんだろ?)が見えないとお城を見た気にならないですよね。
次は中にも入ってみます。
専門的なことはわからないので大体一緒に見えちゃうんですが、あんまり大きな図書館は他の城にはなかった気がする。
狩猟の跡が随所に垣間見えるのはヨーロッパの中世のお城のあるあるかと。
グランドピアノや武士の甲冑なども展示されてて、このお城は周辺の古城よりもだいぶ格式が高いんじゃないかと思わされます。と思ったら、キルシュ・プリチェリ男爵という人が1899年に買い取り再建して、私有のコレクションを置いているようですね。どおりで他のお城より綺麗なわけだ。(失礼)
今回はお城のミュージアムのみの訪問でしたが、ホテルとレストランもあるので泊まってみたいですね〜
ではまた南下し次のスポットへ。
ラインシュタイン城(Burg Rheinstein)
こちらはライヘンシュタイン城からは車だとわずか1分ですが、歩くと20分ほどはかかりそうです。最寄り駅は先ほどのTrechtingshausenになっちゃいますかね。
こちらの写真は全然別のタイミングで対岸から撮った写真です。他のお城と違って縦長な形してますね。このお城はライン川の紹介パンフなんかでも表紙になっていることが多い印象なのでついにきたな〜という感じです。
それでは麓から登っていきます。
対岸にはワイン生産地として有名なAssmannshausen(アスマンスハウゼン)の文字が。ここまでくるとリューデスハイムも近いですね。
威圧感あるな〜
ちなみに1度目は閉館時間寸前にきたので、この写真は門が閉まっております笑
こちらは2度目の訪問の写真でした。やっと入れます。
お城自体は結構こじんまりしてそうですね。中は例によってミュージアムになっています。とりあえずてっぺんまで登りたいですが、その前に対岸の葡萄畑がよく見えるスポットがあったので載せときます。
それでは登っていきます。
こちらは中庭?
次はてっぺんからの眺め。
大体一緒やん!と言われそうですが・・・この長閑な感じが良いんです。貨物船や遊覧船がゆーっくり進んでいきます。てかフランクフルトからなら1時間弱なので、この点に関してはフランクフルト在住は羨ましいな・・・なんだかんだ日本食屋もいっぱいあるし。
下へ降りながら中も見学。
このお城もプロイセンのフリードリヒ王子が廃墟を買い付け夏の別荘用に再建しているようなので、格式高い感じがしますね笑
さてこの訪問でやりたかったことの一つは、パンフによく載っている「ライン川を背景にお城を左手にした写真」を撮りたかったのですが、中を一通り見ましたが撮れるスポットがありません!
ここにいくためには一度お城の外にでて、中腹からぐるっと一回りしていく必要があります。需要があるかは知りませんが、一応紹介しておきます笑
ちょうど良い写真がないですが、一回外に出てしまって少し降ります。この写真のちょうど反対側くらいに逆方向に登れるところがあります。そこを登るとちょうどお城の山側をぐるっと回る感じで抜けられる山道があります。そこをいくこと5分ほど、目的のスポットに到着!(すごく説明が下手な気がするが)
ライン川を背景に良い感じでラインシュタイン城が撮影できます!
もうひとつ撮影スポットがGoogleマップにあったのでついでにそちらも。
こちらはより遠目にお城が見えますね。個人的にはさっきのスポットの方が好きかも。
ちなみにこのスポットは閉館時間の後でも来れるので、この写真は1回目にきた時にとりました。時間が遅いのでちょっと暗めですね。
さて、こんな感じでライン川沿いの紹介でした。また思い立ったら続きを書こうと思います。
海外夏フェス オランダ🇳🇱 Down The Rabbit Hole 2022 その3
このところ連続で書いてきた2022年のオランダフェス訪問記ですが、今回最終回になります。
忘れないうちに書こうと思いきや、気づいたら夏も秋も過ぎて冬になってしまい・・・自分の継続力の弱さを非常に感じている今日この頃です笑
というわけでDown The Rabbit Holeの3日目を振り返りたいと思います。
時を戻すこと4ヶ月半以上・・・7/3(日)に戻ります。この日は夕方からの参加でした。
この日も良い天気でしたね。
さて、見たのは以下の方々。かなり女性ミュージシャンが多めの日でしたね!
16:30 Girl in Red
17:30 Phoebe Bridgers
18:30 St. Vincent
19:30 Erykah Badu
21:30 The War On Drugs
最終日1組目は「Girl in Red」
全然知らなくて到着した時ちょうどやっていた、というだけだったのですが、調べてみると来年1月に初来日公演を控えているんですね。
良いミュージシャンに出会えた気がします。ノルウェー出身のベッドルームポップ・アーティストでZ世代のクィアアイコンとのこと。
ベッドルームポップがよくわかりません。ドリームポップとはまた違うのかな?と思って調べてみると、2000年代に生まれ世代のミュージシャンが中心のようですね。ベッドルームで宅録するポップということか。
ギリ昭和生まれからするとだいぶ世代ギャップが出てきているのを感じる。ほんの少し前まで世の中のミュージシャンは広くとらえた同世代かそれより上の世代だった気がするのだけれど・・・
ベッドルームポップの代表ミュージシャンとして名前が上がる人たちも多くはわからず。
その中にはClairo、Japanese Breakfast、beabadoobeeやSnail Mailの名前があり、ああこの人たちも入るのかと思ってちょっと安心。音楽的にはすごく大雑把にいうとインディーポップの現代版ということなんでしょうか。
さて、2組目は結構楽しみにしていたPhoebe Bridgers(フィービー・ブリジャーズ)
フィービー・ブリジャーズもベッドルームポップぽくないか?と思ったが、意外と20代後半で世代的にはこっち側だったんですね笑
でも、とある記事ではビリー・アイリッシュと一緒にベッドルームポップの範疇に入ってた。ベッドルームポップの感じがなんとなくわかってきた気がする。
彼女の曲だと日本人としては「Kyoto」が気になるところだけど、PVこんな感じだったとは・・・(2020年3月に日本に来て撮る予定がコロナでキャンセルになってたのね)
演奏中の背景は日本??っぽいのかはよくわからんが東アジアっぽい雰囲気の映像でした。
次は立て続けにSt. Vincentです。
St. Vincentは昔からなんとなく聞いてたけど、しっかり見てなかったので、正直今回ライブを見るまでぶっ飛んだ感じであることを知りませんでした笑
パフォーマンスがカッコよくて、それから個人的にSt. Vincent姉さんと(心の中で)呼んでいます。
ギターの弦同士を擦るようなパフォーマンスをいつからか見るようになった気がするけど、これはなんて言うのだろうか。
St. Vincent姉さんが終わってすぐに隣のErykah Baduに駆けつけましたが、急いだわりに全然始まらない笑
バンドメンバーによる演奏が始まってもなおErykah Baduはこない笑
2曲くらいやった後、19:30開演のところ20:00近くになってやっと現れました。なんかのハプニング?
On & On、Otherside Of The GameなどBaduizmの曲が見れたのはよかったですね。
だんだんとボルテージが上がってきて盛り上がってきたところでBag Ladyだったのですが、20:30を過ぎて時間切れ?でめちゃくちゃ良いところ音を落とされると言う・・・こういうの初めて見たかも。いや本当に1番盛り上がった良いところだったんだけど笑
めっちゃ不完全燃焼だったのですが、終盤の高まりはかなりよかったのでまた見てみたいところです。
さて、次はついにこのフェスの個人的トリである「The War On Drugs」です。その前に腹ごしらえ。
演目は最近の3枚のアルバムから満遍なく、だけど一番聴いていた「A Deeper Understanding」からは少なめでした。
いやーめっちゃ良かった。実はなんか大トリ弱くない?とか思ってて、本当にごめんなさいという。Adam Granducielの声が良すぎるのよ!
例によって翌日仕事なのでソワソワしながら見てましたが、途中でこれは最後まで見ないと後悔するやつと腹を括りました。
この時間帯ならではの、だんだん陽が沈んでいく後継とも楽曲が絶妙にマッチするのです。インディーロックなんだけど、響きの良い曲が多いので大きな野外ステージでの音響が映えますね。
特に「Strangest Thing」、「Red Eyes」がよかったなー、素晴らしいトリでした。
ヨーロッパの夏フェスは、夏のみ異様に陽が長いこの地域の特徴もあって終わりの時間が遅めであることは難点ではあるのですが、日本にはない自由な雰囲気はちょっとクセになります。
(アメリカのフェスも良かったがちょっと治安に不安があるところが多いからね)
ここからは帰りがけの綺麗な写真です。
23時でやっと陽が沈みます。おそらく来年の夏にはいないと思うのでヨーロッパの夏フェスは2022年がひとまずの区切りだと思いますが、そのうちまた戻ってくるしかないなー
前も書いたかもしれないけど、このフェスらしい光景見るために毎年のようにきてるんだよなーと思います。それではまた。
海外夏フェス オランダ🇳🇱 Down The Rabbit Hole 2022 その2
Down The Rabbit Hole、2日目を振り返っていきたいと思います。
気づいたらこのフェスから4ヶ月以上も経ち、夏時間も終わり10月末から冬時間になってもうヨーロッパは暗く寒いシーズンに入ってきてしまいました。
今回はもはや遠い夏の思い出となった2022年最後のロックフェスであるDown The Rabbit Holeの2日目を振り返っていきたいと思います!
今回もオランダのフェスなので入り口付近には大量のチャリ笑
主要な街からは結構遠い気がするのだけど皆さんどれくらいチャリを漕いでくるのだろうか。
入り口からキャンプエリアを経由してライブ会場に向かいます。
早めに着いたのでメインステージ前のテントでぼーっと。
2日目はこんな感じでした。
序盤は全然わかりません。
17:30 My Baby
18:30 Viagra Boys
18:30 Joep Beving
19:30 Celeste
20:30 Dry Cleaning
20:30 Little Simz
21:15 Smile
23:15 Gorillaz
まずは1組目のMy Baby。オランダとニュージーランドのバンドだそうです。
その次はスウェーデンのポスト・パンクバンドのViagra Boys。すごい名前だ。
Viagra Boysをチラ見しつつ隣のステージもチェック。Joep Bevingというピアニストが演奏していました。
この隣ではオランダらしく?生牡蠣売ってました。夏フェスで生牡蠣と白ワイン!
ここまではよく知らなかったのでサラーっと見てきましたがここからは楽しみにしていたアーティストの連続です。
まずはメインステージに戻って「Celeste」
「BBC Sound of 2020」や「Brit Awards」での受賞歴も有名なようですね。
Stop This Flameという曲がおしゃれでかっこいい。
次はFuzzy lopという3番目のステージに行きイギリスのポストパンクバンドである「Dry Cleaning」を見に行きます。
最近ポストパンクが復興している?のではないかと感じてますが、その中でも女性ボーカルは珍しいのではないかな。
Sonic YouthのKim Gordonの影響を感じる部分がだいぶある気がしますね。Unsmart Ladyという曲が好き。(曲名‥笑)
2番目のステージであるTeddy Widderに戻り「Little Simz」
じっくり見たかったけどメインステージに早めに戻りたかったのでチラ見です。
メインステージであるHototに戻り「The Smile」
ひさびさのトム・ヨーク!
6年ほど前にRadioheadで見た時は何かの教祖にしか見えなかったが、今回は少しだけポップな格好になってる気がします。
楽曲ごとに次々へとパートチェンジを繰り返し、やりたいことやってんだなーと思わせてくれました。
ところどころトム・ヨークがダンスしてるのが良かったのです笑
さあ日も暮れてトリが近づいてきました。
そのままメインステージあたりをウロウロして‥
トリの「Gorillaz」です。これまでチャンスは幾度となくあった気がするけどこの度初めて見ます!
高校の時からずーっと聴いてるはずなんだけど、ライブでやる曲がかなり個人的な印象と違いました。あんまり追ってなかった最近の曲が良いじゃないか‥!
2020年の「Song Machine, Season One: Strange Timez」の一曲目、Strange Timezは featuring がRobert Smithやんけ。
もちろんロバート・スミスがゲストで来るわけではないんだけど、良い。
終盤、やはりFeel Good Inc.が1番盛り上がりますね。めちゃくちゃ世代なので僕もこの日で1番の興奮度合いでした。
そんなこんなで2日目を後にします。今年のフェスも残り1日‥
それではまた3日目のレポートをそのうち行いたいと思います!
海外夏フェス オランダ🇳🇱 Down The Rabbit Hole 2022 その1
前回のPinkpop訪問記からだいぶ日が空いてしまいました。
今回からは2022年のオランダフェス3箇所目!
怒涛のフェス週間もこれで終わりでひじょーに寂しい限りですが、今回のDown The Rabbit HoleはBest Kept Secret、Pinkpopを凌ぐオランダのおすすめフェスじゃないでしょうか。
Down The Rabbit Hole 2022の開催期間は7/1(金)〜7/3(日)の3日間でした。
ヘッドライナーはDisclosure、Gorillaz、The War On Drugsですが、トム・ヨークのThe Smile、HAIM、Wilco、Erykah Baduなど、まーメンツが熱かったのです。この夏初の3日間全日程の参加です。
金曜は午前中仕事した後行ったのでTwo Door Cinema Clubが途中からになってしまいましたが・・・
1日目はこんな感じでした。
17:30 Two Door Cinema Club
19:30 Loyle Carner
20:30 Son Mieux
21:30 Haim
22:30 Wilco
23:45 Disclosure
ジャンルの幅が広いと思うので飽きないですね。
会場はヘルダーラント州(Gelderland)で最寄りの街はネイメーヘン(Nijmegen)になります。
フェスの合間には近くのネイメーヘンやアルンヘム(Arnhem)によるのも良いですね〜
このフェスの良いところは駐車場が近い!!
会場の目の前に駐車場があるので歩いてすぐ、一番奥のステージまでも30分以内に行くことができるのです。
見ての通りキャンプしにくる人たちが多かったですね。
こちらはサブステージのTeddy Widder、ちょうど何もやってなかったです。
こちらはメインステージのHOTOT、初のTwo Door Cinema Clubです。
17:30からの1時間でしたが残念ながら見れたのは数曲。ちょうど着いた時に「Next Year」が見れたのでラッキーでした。
Two Doorの後はあまり知っているアーティストがいなかったので周辺をふらつく。
飲食店やら屋外クラブが充実してますねー、さすがオランダ。
このフェスも湖沿いでやっているのです。でもこちらはBest Kept Secretとは違いあんまり湖で遊んでいる人はいなかったような。
サブの方に戻るとSon Mieuxというバンドが演奏してました。
さてやっと?段々日も暮れてきますけど、この日の目的はなんといっても21:30からのHaim!
Haimは同年代のバンドなのでずっと気になってましたが、すっかりハマってしまったのはコロナ禍の2020年の「Women in Music Pt.III」のThe StepsとI Know Aloneでした。
とにかくダニエルがカッコ良すぎるのよー、残念ながら楽器もたずダンスするI Know Aloneはやらず。全10曲の短めなセトリでしたが最後はThe Stepsで締めました。ダニエルがドラムとギタボを交互に演るのが良いです。
ちょっと個人的に不完全燃焼だったのでいつかワンマンを見てみたい・・・
Haimがやっている間にあたりは暗くなってきました。
次はもう一つの目玉、22:30からのWilcoです。ベスト的なセトリでかなーり楽しめました。
ここからは帰りがけの夜景を
Disclosureを見つつ帰路に着きます。
こんな感じでDown The Rabbit Hole 1日目をお伝えします。
まとめると、Haimがよかった&ワンマン見てみたい!
海外夏フェス オランダ🇳🇱 Pink Pop 2022 その3
Pink popの続き、3回目です。前回まででほとんど書き終わってたのだけど、大トリのPearl Jamだけ色々思い入れもあり別にします。
その前に全然関係ない話から・・・ここ2ヶ月ほどライブに行ってなかったのですが、今週は家の近くにMudhoneyが来たので見に行きました。今のMudhoneyってどうなの?と思いきやまあ盛り上がりますね。Pearl Jamとは違いそこまで大きくないライブハウスですが、グランジ世代のバンドがまだ活躍してくれているのは嬉しいです。
そして今週は日本からtricotも隣街のケルンに来てくれたので行きました。思えば僕が欧州に来た最初の週である2017年9月にもツアーで来ていて観に行ったので5年ぶりでしたね。もうそんなにこっちにいることにびっくり。
2020年か2021年にもツアーが予定されてたと思いますが、コロナで延期となりやっとの来欧です。流石に次のヨーロッパツアーの時には日本に帰ってるだろうな笑
メジャーに行ってもコロナ禍除き毎年USツアーとかヨーロッパツアーやっててすごいよね。あんまりそんなバンドいないんじゃないかな。(Envy、Mono、Borisとかは毎年のように来てるけどさ)
tricotも同世代で海外で活躍しているバンドとして推し続けてるので、ケルンのライブの翌日のハンブルクの拾い物動画を貼っておきます笑
さて話を戻しまして・・・Pearl Jamを見るのは2018年のベルギー以来で3度目でした。
欧州にいると基本的には毎年くると思うので見に行きやすくて良いですね。そう言えば2018年のヨーロッパツアーTシャツは日本に行きもしないのにカタカナで「ワールドツアー」と書かれたクソださTシャツでした。
今回の欧州ツアーTシャツはPearl Jamにしては珍しく?デザインが良かったです笑
ライブの話に戻りますが、なるべく近くで見たかったのですが、ステージ前に柵がありそこには入れませんでした。早く行けばよかったのか、それとも別の何か特別なチケットが必要だったのか・・・
そんなこんなでウロウロしつつ今回はステージの左側に落ち着きました。始まりは21時半なのでだいぶ暑さも和らいできましたね。
Mister PinkpopのJan Smeets氏の挨拶の後にPeral Jamが始まります。
今回のライブは「Even Flow」からのスタートです。かっこよい。それにしてもみなさんまた一段とおじさんになりましたね笑
30年前からPinkpopに出てるわけだし、自分が聴き出してからも20年近く経とうとしてるのだからそりゃそうだよなあ。最近自分も急速におじさん化しており焦るばかりです。
MCはカンペを見ながら頑張ってオランダ語で話してました。
3曲目は「Low Light」。アルバム「Yield」収録のこの曲がめちゃくちゃ好きなのですよねー、イントロ聞くと拳を頭の上に上げたくなるのです。
バックヴォーカルは元レッチリのJosh Klinghoffer。そう言えばこの「Low light」発表時のドラムも元レッチリのJack Ironsだよなーと。
まあ実際のところの人間関係がどうなっているとかは知る由もないですが、念願の「Low Light」が聴ける環境になったことに感謝。3度目にしてライブで見るのは初です。(Let's Play Twoの1曲目だったから見た気になってたけど)
Josh Klinghofferの笑顔が見れてよかったです。
今回は2020年に出たアルバム「Gigaton」のコロナ禍を経たTourでもあったので「Dance Of The Clairvoyants」、「Superblood Wolfmoon」などを挟みます。
12曲目の「Sleeping By Myself」でひとまず落ち着きます。このあたりになるとだいぶ暗くなってきて、「Given To Fly」「Daughter」「Jeremy」とたたみかけます。
「Jeremy」の大合唱はこの日1番クラスで、この瞬間のために夏フェスに来ているんだなあ、としみじみ実感。。。
「Porch」の前には30年前のPinkpopの「Porch」で暴れた時の画像が映し出されてました笑
これはカメラマン焦るだろうなあ笑
当時のカメラマンの方もゲストとしてこの日のステージに登場していたと思います笑
アンコールはピンクフロイドの「Comfortably Numb」とストーンズの「Street Fighting Man」、そして最後は「Alive」。
「Alive」は「Jeremy」と並びこの日最大の大合唱となったのではないか。ロックダウンとか色々あったヨーロッパのこの2年間の鬱憤をみんなで晴らしたんじゃないかと思います。
この夏色々なライブを観たけど、個人的にこんなに満足して観たりないと思ったライブは久しぶりでした・・・
帰り道でPearl Jamのセトリを見せてもらいました。
帰りはまた5キロの歩き・・・
往路以上に復路はみんなパーティーモードになってました笑
こんな感じでPinkpopの紹介でした。次はラストで「Down The Rabit Hole」の紹介をまたそのうち書きたいと思います!
海外夏フェス オランダ🇳🇱 Pink Pop 2022 その2
さてPinkpop2022訪問記の続きを書きたいと思います。
今週は火曜から土曜まで出張で出ずっぱりで全然音楽聴けず。何か新しいのあるかなーとApple Musicを見たら何と「The Mars Volta」の新作が!!(9/16リリースとな)
解散から早10年、まあそのうち復活するだろうとは思ってましたがやはり復活しました。At The Drive-Inは何度か見たけどマーズ・ヴォルタはまだ見たことがないので絶対に一度は見てみたいバンドの一つです。今回のアルバムはらしくなく?短い曲ばかりでさらっと聴けそうなので今日のBGMにしております。
話をPinkpopに戻しまして・・・この日にみたアーティストは下記。
・Courtney Barnett
・KALEO
・Måneskin
・Royal Blood
この日のラインナップ熱くないですか?
ちなみに前日の金曜日はIDLES、Nightwish、Greta Van Fleet、Twenty One Pilots、Nothing But Thieves、Metallica。こちらも良いけど個人的趣味で一日選ぶとしたら土曜ですね。
翌日の日曜日はInhaler、Interpol、Nile Rodgers & Chic、Volbeat、Imagine Dragons。Nile Rodgers見てみたい気もするけど、やはりオルタナ世代後期?の自分は土曜日ですね。
さて、ライブは1組目のCourtney Barnett
この日見る予定のアーティストでは唯一の屋根がついてるテントステージ。日差しがヤバかったのでみんなこのステージに避難してきてるみたいでした笑
ヨーロッパは今週からいきなり寒くなり暗黒期に入り始めたのでもはや夏が懐かしい・・・
生でみたこの日まで知らなかったのですがCourtney Barnettはオーストラリア出身なんですね。前回のBest Kept Secretもオーストラリアの方が多かったけど今年はいつになくオーストラリアのミュージシャンのライブを見れた夏でした。
Courtney Barnettはオルタナでローファイで90'sオルタナを一通り通ってきた人としてはとても耳馴染みのいいサウンドですね〜
さて次に参ります。
この手前が2ndステージ、奥がメインステージですが、見ての通り日陰が全くない!
こちらは2ndステージの「IBA Parkstad Stage」です。
高校生の時から聴いてるけど見るのは初めてな「Deftones」です。かなり楽しみにしていたので、早めに行って待ってました。メインステージは反対側なので、待ちながらアイスランドのKALEOは雰囲気だけ参加・・・
顔に似合わず?うねるようなボーカルが癖になって、いまだにふとした時に聴きたくなります。
新しいアルバムの曲が多かったですが、My Own SummerとかDigital Bathとか懐メロといえる曲がきけて大いに盛り上がれました。
2016年のアルバム「Gore」の「Prayers/Triangles」が聴きたかったけどこちらはやってくれませんでした。
観客の近くまで来てくれるチノ・モレノさん。いやーデフトーンズは盛り上がり倒しましたね・・・
次はメインステージの「South Stage」に移動しての「Måneskin」です!
カタカナの呼び方はモーネスキンだと思ってたけどマネスキンの方が主流になってきてるのね。
デフトーンズを最後までみていたのでマネスキンの一曲目だった「Zitti E Buoni」は反対側のステージから移動しながらみていました。この曲カッコ良すぎるしイタリア語の独特の響きが面白い。メンバーたちの格好は最近珍しい、まさに”ロックスター”といった様で絵になりますね〜
サマソニでも話題になってましたが、まだまだデビューしたばかりで曲が少ないのでこれからいろんなタイプの曲を聴いてみたいですね。
代表曲「I Wanna Be Your Slave」の前にはイギーポップのカバーで「I Wanna Be Your Dog」をやってました。冷静に考えるとどっちもすごい曲名だ。
そういえば途中でThe Whoのマイ・ジェネレーションを挟んでました。60's リスペクトが溢れてる感じも好き。
観客をステージに上げ、ボーカルはパン一になるというパフォーマンス笑
あっという間にマネスキンは終わり、次はイングランドのRoyal Bloodですが、トリのPearl Jamに備えての腹ごしらえ&場所確保のためステージには行きませんでした。
メインステージ側から反対を眺める。聴きたかった「Limbo」はやってくれなかった笑
完全に2人で演奏してるもんだと思っていたけどサポートのキーボがいるのね。生で見るまで知りませんでした笑
そんなこんなで日も暮れてきて残りはトリですが、それはまた今度にします。