bstsry63のブログ

旅や音楽のアレコレと聖地巡礼を写真と共に綴ります。

LOSTAGEについて

明日、というかもう今日はlostageのライブがあるので今一度好きな作品が何か考えてみる。

lostageといえば、かつてはメジャーに在籍していたが、今は自主レーベル、というか自分達のCDを手売りのみで販売している凄いバンドである。

CDを買うためにはライブに行くか、フロントマンの五味さんの奈良のレコ屋に行くか。もちろんサブスクもない。あんまりPVもないのでちょっと人に勧めにくい。とはいえ大好きなバンドなのでもっと広めたいと思いつつ、今くらいのファン層がちょうどいい気もしたりする。

歳を重ねるごとに曲調が穏やかになっていっているのが、自分の年齢とも重なってなんとも心地よかったりする。


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初期のハードコア系の曲とは違いミドルテンポのメロウな曲が増えたかな。日々の生活を繰り返している者たちへの歌という気がして今の自分にはすごくしっくりきます。10代の時に聴いても心地よいかと思うとそれはわからないかも知れない。一緒に歳を重ねてきたのが良いのかな。


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もう2017年のアルバムになってしまうけど「In Dream」はかなり個人的名盤です。このアルバムから手売りになったっけな。奈良まで買いに行った記憶。


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ハーモニカの音がなんとも心地よい。2010年あたりから大文字LOSTAGEになったけど、曲調的に今に通ずるのは「ECHOES」、「Guitar」あたりだろうか。


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アルバム「LOSTAGE」や「Context」あたりはまだかなりオルタナというかソリッドなロックの印象強いけど、「Neverland」を聴いた大学時代は少し雰囲気が変わってしまった気がして困惑した。今自分が似たような年代になるとすごくわかるんだけど。

年齢によって音楽性が変化するのって意外とありそうでそんなにないような気がしたり。著名なミュージシャンほどファンが求めるミュージシャン像を演じなければならないという思いが強くなってしまうのではないかと思う。

LOSTAGEはもう歳とったから昔みたいな激しい曲はやらんと言っているので、ある意味歳をとった自分に正直に音楽を奏でているので、その感性は信頼できるのではないかな。


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とはいえ過去のアルバムの曲もライブではやってくれます。「SURRENDER」なんかは定番だし、ギター1本だとやらないのかな、と思っていたけど割とよくみる印象。うーん名曲。


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やっぱ少しは激しめな曲を、ということで大名曲の「手紙」。これは広めの会場で聴くより小さいライブハウスの方がテンション上がるなー、明日は野音だけどどんな感じで聞こえるんだろう。やるかどうかはわからないけど楽しみ。

片っ端からYoutubeを貼り付けてたけど、意外と結構曲数がありました。

LOSTAGEを見る時はライブハウスという世間から遮断された非日常を感じるというかは、日々仕事をしつつ、音楽もしていきたい、といった、自分自身も現実世界・日常に生きているということを思い知らせてくれます。年々そういった感情が増しているような。

まあ非日常を感じる音楽もいいと思いますけど、一緒に歳を重ねてきたからこそ沁みるものってあるんだなあと思うところです。