海外夏フェス オランダ🇳🇱 Best Kept Secret 2022 その2
前回に続き、Best Kept Secretの紹介になります。
前回はライブそのものに行きつきませんでしたが・・・Best Kept Secret 2日目、6/11(土)に見たラインナップは下記です。
・Big Thief
・Fontaines D.C.
・Metronomy
・Beach House
あまり移動せず、隣同士のOneとTwoのステージを行き来していました。
まずは一組目のBig Thiefですが、前述の遅刻により途中からしか見れませんでした・・・
聴きたかった「Not」にギリギリ間に合ったので良かったです。なんとそのものの映像があったので貼っておきます。
ボーカルのエイドリアン・レンカーが出だしで歌詞を忘れちゃってたのですね。駆けつけたちょうどその時だったので全然気づいておりませんでした。
USのインディーロックバンドですが、最近この手のジャンルは聞いてなかった気がするので新鮮です。
グラミー賞にもノミネートされてたんですね。音楽的には守備範囲なはずなのにあんまり気にしてなかった。そういうバンドに気付けるのもフェスの醍醐味ですね〜
実は今回のフェスの大きな目的の一つは、次のアイルランドのポストパンクバンド、「Fontaines D.C.」でした。
ポストパンクは個人的に好きな傾向ではあるけどなかなかハマりきらない。そんなジャンルですが、Fontaines D.C.はすごく好きです。
ソリッドで無機質なサウンドの中にもキャッチーな部分があって聴きやすいからでしょうか。「Boys in the Better Land」なんてめっちゃ聴きやすいし。そういえば「Liberty Belle」やってなかったな。
あんまり現在の音楽シーンとか無頓着でよくわからないんですが、IdlesやDry Cleaningなど新しめなポストパンクバンドが出てきている印象なので、ジャンルとしての人気が盛り上がってきているのでしょうか?
ポストパンク繋がりだとSavegesとかIceageとか最近聴いてなかったので、このバンド達も久々に聴いてみよっと。
想像通り、ボーカルのグリアン・チャッテンはいい意味でポストパンクらしい抑揚のないボーカル、クールで男臭い感じがして良いですね。そんな硬派な印象のライブですが、ギターの髪色派手だな笑
ライブが終わって隣のステージに移動します。ステージ同士が近いのはほんとに楽ですね。ほぼ隣だけど基本的に交互にやるので隣のライブの邪魔にもなりません。
次はMetronomy!
思えばコロナ前の2019年に行った夏フェスでもMetronomyを見たので、コロナ前最後に行ったフェスと最初に行ったフェスで見ることになるとは感慨深いです。ほぼ3年ぶりでした!
Metronomyは「The Bay」「The End of You Too」「Love Letters」と、聴きたい曲はみんなやってくれました。
初期のエレクトロ・ニューウェイブ的な楽曲から最近のメロウなインディー的な楽曲まで、曲によって担当パートが変わるので違うバンドを見ているようで楽しいです。
個人的にはエレクトロ・ポップ的な曲の多い「The English Riviera」が好きなので、「The Look」もやってくれるのは嬉しいですね!
そんなところで今日の本命に移ります。
本命のストロークスは22時15分からでしたが、6月はヨーロッパでは最も日が長い月なので、22時辺りでもこの明るさです。ちなみ8月中旬の現在は夜9時でも日が沈んできており、これから暗黒の冬へとまっしぐらかと思うと毎年のことですが重たい気分になってきます。
それはさておき、さすが本日のラインナップでも圧倒的に知名度が高いと思われるストロークス、人の集まりが段違いです。
始まるころになるとさすがに日も暮れてきました。
当たり前ですがストロークスは最近の作品である「The New Abnormal」が中心のセトリでした。
このアルバムが出た時はコロナ第一波のロックダウン中で一番精神的にきつい時でした。その時はなんか期待していた感じと違う、なんて思ってましたけど今は気に入ってます。
ストロークスのアルバムって最初地味に感じるんですけど、なんだかんだ好きになってるんですよねー。昔知人が「壁みたいな音楽」と評してましたが、まあ言いたいことはわかるんだけどそれが心地良くなってくるのよね。たぶん。
ちなみに一番好きなアルバムの「Comedown Machine」からは一曲もやりませんでした。残念!
アンコールは「Ode to the Mets」でしたが、欲を言えば最後はブチ上げて終わって欲しかったかな笑
そんな感じで個人的夏フェスのシーズンの1日目は終了。フェスでライブが終わった後のステージの絵がすごく好きだったりします。なんか感動してしまう。
この後Beach Houseも見たんですが、ストロークスの余韻かあんまり記憶に残ってないという。ちょっと疲れていたので前にも行かず後ろからぼーっと眺めていました。ドリームポップ系のバンドも久々です。自分でバンドやってた時は好んで聴いてたと思うのだけどね。
小腹が空いたので何か食べたいと思ったらなんと日本食のお店がありました!
このお店は別のフェスでも発見したのですが、名前を確認してくるのを忘れてました・・・店員さん達は基本的には日本人の方々だったと思います。
唐揚げすごく美味しかったです!
こんな感じでオランダのフェス、「Best Kept Secret 2022」について記事を書いてみました。
フェスの会場を後にするのはいつだって悲しいけども、今回はまた翌日もあります。それではまた明日!という心持ちで帰宅。続きはまた近いうちに。