海外夏フェス オランダ🇳🇱 Down The Rabbit Hole 2022 その3
このところ連続で書いてきた2022年のオランダフェス訪問記ですが、今回最終回になります。
忘れないうちに書こうと思いきや、気づいたら夏も秋も過ぎて冬になってしまい・・・自分の継続力の弱さを非常に感じている今日この頃です笑
というわけでDown The Rabbit Holeの3日目を振り返りたいと思います。
時を戻すこと4ヶ月半以上・・・7/3(日)に戻ります。この日は夕方からの参加でした。
この日も良い天気でしたね。
さて、見たのは以下の方々。かなり女性ミュージシャンが多めの日でしたね!
16:30 Girl in Red
17:30 Phoebe Bridgers
18:30 St. Vincent
19:30 Erykah Badu
21:30 The War On Drugs
最終日1組目は「Girl in Red」
全然知らなくて到着した時ちょうどやっていた、というだけだったのですが、調べてみると来年1月に初来日公演を控えているんですね。
良いミュージシャンに出会えた気がします。ノルウェー出身のベッドルームポップ・アーティストでZ世代のクィアアイコンとのこと。
ベッドルームポップがよくわかりません。ドリームポップとはまた違うのかな?と思って調べてみると、2000年代に生まれ世代のミュージシャンが中心のようですね。ベッドルームで宅録するポップということか。
ギリ昭和生まれからするとだいぶ世代ギャップが出てきているのを感じる。ほんの少し前まで世の中のミュージシャンは広くとらえた同世代かそれより上の世代だった気がするのだけれど・・・
ベッドルームポップの代表ミュージシャンとして名前が上がる人たちも多くはわからず。
その中にはClairo、Japanese Breakfast、beabadoobeeやSnail Mailの名前があり、ああこの人たちも入るのかと思ってちょっと安心。音楽的にはすごく大雑把にいうとインディーポップの現代版ということなんでしょうか。
さて、2組目は結構楽しみにしていたPhoebe Bridgers(フィービー・ブリジャーズ)
フィービー・ブリジャーズもベッドルームポップぽくないか?と思ったが、意外と20代後半で世代的にはこっち側だったんですね笑
でも、とある記事ではビリー・アイリッシュと一緒にベッドルームポップの範疇に入ってた。ベッドルームポップの感じがなんとなくわかってきた気がする。
彼女の曲だと日本人としては「Kyoto」が気になるところだけど、PVこんな感じだったとは・・・(2020年3月に日本に来て撮る予定がコロナでキャンセルになってたのね)
演奏中の背景は日本??っぽいのかはよくわからんが東アジアっぽい雰囲気の映像でした。
次は立て続けにSt. Vincentです。
St. Vincentは昔からなんとなく聞いてたけど、しっかり見てなかったので、正直今回ライブを見るまでぶっ飛んだ感じであることを知りませんでした笑
パフォーマンスがカッコよくて、それから個人的にSt. Vincent姉さんと(心の中で)呼んでいます。
ギターの弦同士を擦るようなパフォーマンスをいつからか見るようになった気がするけど、これはなんて言うのだろうか。
St. Vincent姉さんが終わってすぐに隣のErykah Baduに駆けつけましたが、急いだわりに全然始まらない笑
バンドメンバーによる演奏が始まってもなおErykah Baduはこない笑
2曲くらいやった後、19:30開演のところ20:00近くになってやっと現れました。なんかのハプニング?
On & On、Otherside Of The GameなどBaduizmの曲が見れたのはよかったですね。
だんだんとボルテージが上がってきて盛り上がってきたところでBag Ladyだったのですが、20:30を過ぎて時間切れ?でめちゃくちゃ良いところ音を落とされると言う・・・こういうの初めて見たかも。いや本当に1番盛り上がった良いところだったんだけど笑
めっちゃ不完全燃焼だったのですが、終盤の高まりはかなりよかったのでまた見てみたいところです。
さて、次はついにこのフェスの個人的トリである「The War On Drugs」です。その前に腹ごしらえ。
演目は最近の3枚のアルバムから満遍なく、だけど一番聴いていた「A Deeper Understanding」からは少なめでした。
いやーめっちゃ良かった。実はなんか大トリ弱くない?とか思ってて、本当にごめんなさいという。Adam Granducielの声が良すぎるのよ!
例によって翌日仕事なのでソワソワしながら見てましたが、途中でこれは最後まで見ないと後悔するやつと腹を括りました。
この時間帯ならではの、だんだん陽が沈んでいく後継とも楽曲が絶妙にマッチするのです。インディーロックなんだけど、響きの良い曲が多いので大きな野外ステージでの音響が映えますね。
特に「Strangest Thing」、「Red Eyes」がよかったなー、素晴らしいトリでした。
ヨーロッパの夏フェスは、夏のみ異様に陽が長いこの地域の特徴もあって終わりの時間が遅めであることは難点ではあるのですが、日本にはない自由な雰囲気はちょっとクセになります。
(アメリカのフェスも良かったがちょっと治安に不安があるところが多いからね)
ここからは帰りがけの綺麗な写真です。
23時でやっと陽が沈みます。おそらく来年の夏にはいないと思うのでヨーロッパの夏フェスは2022年がひとまずの区切りだと思いますが、そのうちまた戻ってくるしかないなー
前も書いたかもしれないけど、このフェスらしい光景見るために毎年のようにきてるんだよなーと思います。それではまた。