bstsry63のブログ

旅や音楽のアレコレと聖地巡礼を写真と共に綴ります。

オランダ🇳🇱の風景(2)Rotterdam

Rotterdam(ロッテルダム

数ヶ月前、これまでに行ったオランダの街を振り返ろうと思い立ったがその後全然更新していませんでした。三日坊主というのもあるけれど、ヨーロッパ在住にとっては非常に難しい時間が続くこともあり・・・行ったことある国だけに尚更ね。

さて気を取り直して、今回はオランダ第二の都市のロッテルダムを振り返ろうと思います。

ロッテルダムは南ホランド州(Provincie Zuid-Holland)にあり、アムステルダムからは1時間ほどの距離です。この辺でモノを取り扱っている人はロッテルダム港にお世話になっているのではないだろうか。

なんと言ってもここは港と奇妙な?近代建築が印象的です。近代的な建物だけでなく、歴史的なスポットもあります。かの有名なイギリスからメイフラワー号に乗って新大陸アメリカへ旅立っていたピルグリム・ファーザーたちはその前にここロッテルダムのデルフスハーフェンから出発していたそうな。これぞ聖地巡礼

そんな歴史的な、ノスタルジーを感じられそうな場所もあり、近代的な場所もありで色々な魅力のある都市です。

個人的に訪問した順番に振り返っていこうと思います!

 

Delfshaven(デルフスハーフェン)

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今回のロッテルダム訪問のメインはこちらです。

ロッテルダム駅だと電車を乗り継ぐか、3km弱なので歩いて来ることも可能です。

このデルフスハーフェンに何で興味があったかというと、1620年にイギリスのプリマス港(Plymouth)からメイフラワー号に乗って新大陸アメリカへ旅立ったピルグリム・ファーザーズはその前にこの地から出発したようです。

全然関係ないけどピルグリムと言ったらこの曲が好き。

 

さて話を戻して・・・あまり宗教のことは詳しくないけれど(一応キリスト教系の大学なので詳しくあるべきであるが)、ヘンリー8世とイングランド国教会の歴史を知ると真面目な信仰者は逃げちゃうのがわかる気もします。イングランド国教会の改革を唱えた清教徒ピューリタン達は弾圧を恐れ、1607年ごろにオランダのライデンに移り住み11年ほどいたようです。その後1620年に最初のグループがイギリスのサウサンプトンに戻り、メイフラワー号に乗り換えてアメリカ大陸を目指したようですね。全然自分と関係ない話だけど何故だか感慨深くなってしまいます。

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近代建築の多いロッテルダムの中では、比較的歴史を感じる建物が残っていると思います。

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どことなく哀愁漂う雰囲気がとてもいいのでぜひ訪問してほしいおすすめスポットですね。すごーく綺麗な写真が撮れるんじゃないかと!

 

Pelgrimvaderskerk(巡礼始祖教会)

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こちらはライデンからデルフスハーフェンにきたピルグリム・ファーザーズたちが、イギリスのサウサンプトンに向かい前に祈って一夜を明かしたという教会。

 

ミュゼーアム公園

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デルフスハーフェンから東に約2km、自然史博物館、芸術ホール、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館などが周りにあるミュゼーウム公園があり、ここから東方面に回っていきたいと思います。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館はオランダを代表する美術館の一つと言われているのでぜひ。貸し出されてないかもしれませんが、ブリューゲルの「バベルの塔」もここにあります。

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De Verwoeste Stad(破壊された都市)

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ミュゼーウム公園から東に歩くこと約1km、特徴的なブロンズ像を目にします。この辺りは1940年にドイツ軍の爆撃を受けて破壊されてしまったため、1953年にその象徴としてこの像が建てられたようです。近代建築が多く先進的な印象を受ける裏には、第二次世界大戦で徹底的に破壊されてしまったという裏の顔があるということですね。その点に関しては住んでいるデュッセルドルフも似ています。壊した側だけどさ。(どちらの立ち位置であっても歴史ある建物を破壊してしまう戦争は良くないよ・・・)

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キューブハウス

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「破壊された都市」のブロンズそうから1km未満、何やら奇妙な形の建物を目にします。何とこれはマンションのようです。

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オブジェのように見る分にはいいけれど、住みやすさ的にはどうなんだろう。

一室が公開されているようなので、興味ある方は中を見学することができるのではないか。また一部がユースホステルになっているので一回宿泊はしてみたいですね。

 

マルクトハル

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キューブハウスの目の前に、これまた奇妙な形の建物があります。こちらは何とマルクトです。しかしながら時間が合わず中に入ってないのでこれ以上の紹介はないという。何という中途半端。

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旅先でやりがちなレコ屋訪問(ただしあまり買わない)

 

ここからは夜のロッテルダムの風景

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港町って感じですね!

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昼間に立ち寄ったマルクトハル、流石に誰もいなさそうです。

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Jazzcafe Dizzy

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旅先で何かしらの音楽を聞くのが好きなので、ジャズバーを探したら宿泊先の近くにありました。

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伝説的ジャズミュージシャンの関連のものが飾られてていい感じ。ジャズだとどうしてもアメリカンになっちゃいますけど。旅してビール飲みながらジャズ聞くなんて最高の過ごし方なんじゃないかなと思っております。
そんなこんなで個人的ロッテルダムの振り返りは以上です。オランダは各都市の距離が比較的せまいと思うので、アムステルダムだけじゃなくてロッテルダムも寄って頂きたいですね。

オランダの風景への郷愁というテーマだと、デルフスハーフェンの景色も印象に強く残っています。こんな感じでまたなぜか懐かしさを感じるオランダの風景を掲載したいと思います。