これまでアメリカやヨーロッパのロック的聖地巡礼スポットを自分なりにまとめてきましたが、ここらで少しジャンルの幅を超えていきたいと思います。
今回のテーマは映画「The Sound of Music」、個人的には音楽って面白いかもと思う1つのきっかけになった作品だったかもしれません。
小学3年生くらいの時にリコーダーで演奏した「エーデルワイス」や合唱でやったドレミの歌、日本語版のサウンド・オブ・ミュージック。(当時歌っていた歌詞を調べても全然それらしきものが出てこない・・・歌う人によって和訳が全然違う)
自分の音楽歴はロックバンドをかじったモノでしかないけど、一応合唱部でもあったから「サウンド・オブ・ミュージック」は個人的に1つのルーツであると思うのでこれからまとめていきたいと思います。
Salzburg(ザルツブルク)への旅
「サウンド・オブ・ミュージック」聖地巡礼の中心地はオーストリアのザルツブルクになります。映画のイメージからなんとなくスイスのような気がしてましたが・・・景色はかなりスイスに近いと思います。そしてスイスみたいに物価高くないので滞在しやすいです。
ザルツブルクはドイツ生活5年目にしてようやく訪問しました。オーストリアってドイツ住みからするとあんまり異国感なくて、旅行先としては後回しにしがちなんじゃないかと思います。(自分だけ?)
ザルツブルクはドイツとの国境沿いにあり、ミュンヘンからも1時間半程度で行けるので行きやすい場所ですね。(ウィーンからは3時間弱)
ちなみにザルツブルクでは「The Original Sound of Music Tour」に参加しました。
50€、約4時間のバスツアーで、個人では行きにくいところも連れて行ってくれます。(逆にザルツブルグ市内はほぼツアーでは回りませんが)
さてツアーの話はまた次回にして、少しずつ映画に出てきたおすすめスポットを巡っていきましょう。
こちらは参加したツアーでは行きませんでしたが、ザルツブルクのメインスポットなので必ず見ることになるでしょう。市内の色々な場所から様々な角度でお城を見ることができます。
一枚めの写真、映画で見覚えのある方も多いのではないでしょうか?
ここはメンヒスベルクの丘と呼ばれています。丘へ登るにはエレベーターが便利で、登った先には近代美術館があります。(行かなかったけど)
美術館のあたりが展望台になっており、レストランも併設されているので景色を見ながら食事をすることもできますね。
旅行先ではとりあえず街を見渡せる高台に行きがちです。
ちょうど訪問した時はザルツブルク音楽祭の時期でした。しかーし自分は特に予約もせず、正装も持っていなかったので過去の音楽祭の映像を城の前で上映するというこれはこれで贅沢なSiemens Festに参加しました!
一応ザルツブルク音楽祭の一部に参加したということで記念のマスク・・・笑(2020年が100年だったようですね)
日が暮れるとライトアップもされすごく綺麗です。
お城の上からは違った角度からの景色を楽しめます。
2、ノンベルク修道院
先ほどのメンヒスベルクの丘から市街地を左手にホーエンザルツブルク城を回るように30分ほど歩きます。スタートした時はザルツブルク大聖堂の正面を向いてますが、ここからぐるっと回っていきます。
ザルツブルク大聖堂の背面が見えてます。もう少し行くと、映画に登場した「ノンベルク修道院」に着きます。
ここが映画の序盤でマリアが過ごした修道院になります。中庭と併設されている教会は見学可能です。
あまり観光客はいなくて質素な教会だと思います。設立は714年と1300年も前のようですね。(火事で焼けて現在の建物は16世紀に建てられたともありますが)
修道院の入り口からお城がすぐのように見えますけどここからは行けませんでした笑
3、ミラベル庭園
庭園の先にお城を見ることができるなんとも綺麗な場所です。ここもザルツブルクのメインスポットじゃないでしょうか!
「The Original Sound of Music Tour」ではミラベル庭園の前の広場から出発し、同じ場所に戻ってきます。ツアーの最後にバス停から徒歩で移動し庭園に立ち寄り解散しました。
庭園の外に階段があ理、庭園を見下ろす写真が撮れますので是非訪れたいですね。この写真はザルツブルクを代表する景色じゃないかと思います。
劇中ペガサスの泉の前ではダンスが行われてました。
夜のミラベル庭園
夜のホーエンザルツブルク城も綺麗ですね〜さて今回はここまで、次回は他のザルツブルク市街のスポットをざっと振り返っていきたいと思います。