今回もちょっとレアな国ということで、セルビア共和国(Serbia)の首都、ベオグラード(Beograd)を訪問します。
この国はかつてはユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都だったこともあり、一度立ち寄ってみたいと思ってきました。
まずはベオグラード・ニコラ・テスラ空港から移動していきます。
空港からはシャトルバスが便利ですね。市内までは30分くらいでいけます。
スラビヤ広場
空港からのバスはスラビヤ広場につきます。BEOGRADのサイン(キリル文字ですが)が目印なのでわかりやすいと思います。
Nemanjina通りを北西の方向に歩いて行くと目的地の1つにつきます。
空爆跡ビル (Generalstab/ゲネラル・シュタブ)
ここは空爆跡ビルと呼ばれており、1999年のNATOによる空爆の標的となり破壊されたビルです。市内中心部にあるので、周りも被害があったのかと思うと痛ましい感情になりますね。
セルビア側から見るのとNATO側から見るのでは全く印象が異なりますが、せっかくなので専門書を読んでから訪問しました。自分の備忘録として読んだ本を振り返っておきます。
・終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ/木村元彦著
・「独裁者」との交渉術/明石康著(インタビュー・解説 木村元彦)
ヨーロッパの火薬庫と呼ばれる紛争の絶えないバルカン半島ですが、なかなか日本からはいけないので、当時よく行ってました。セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、北マケドニア、スロベニア。
観光地であるギリシャやクロアチアには行ってないという・・・笑
とは行ってもそれぞれ首都に行っただけなので深い部分はわかりませんが、せっかくなので楽しそうな部分をまとめたいですね笑
ザヴィチャイ(セルビア料理レストラン)
味はだいたい写真の通りですね笑
民族衣装が掛けられていたり、こじんまりとして可愛らしい内装のレストランです。
そういえば他にも明らかに日本人ぽい人がいたな。さすが地球の歩き方にも乗ってるからみんなここにくるんでしょうかね。
セルビアといえば日本がバスを寄贈しているらしく、日本国旗が描かれたバスをちょこちょこ目にしました。こういうのって悪い気はしないよね。
昼飯を済ませベオグラードの中心部に行きたいと思います。
その間に、回り道をしながら
聖マルコ聖堂を通ったり、
国会議事堂を通ったりしながら進みながらテラジエと呼ばれる通りに向かいます。
この通りが個人的にザ・元社会主義国って感じですごく印象に残っています。(別に社会主義が好きなわけではない)
そういえば、大学時代の研究テーマが民主主義・社会主義などのイデオロギーだったこともあり、実地体験としてこういう国に行くのが好きでした。
共和国広場
多くの人が行き交う共和国広場です。他の広場より広いし、国立博物館と第3代セルビア君主のクネズミハイロ像もあり、ベオグラードの必須スポットになると思います。
共和国広場の周りはヨーロッパらしい街並みですね。ああここもヨーロッパなんだなあと感じます。広場からクネズミハイロ通りを進み、カレメグダン公園に向かいます。
カレメグダン公園〜ベオグラード要塞
スタンボル門と時計塔を通りベオグラード要塞の中に進むとなぜかミサイルが・・・(本物らしい)
公園をさらに進むと見晴らしの良い場所に出ます。
サヴァ川とドナウ川の合流する地点ということで来てみたかったんですよね〜
まあサヴァ川にはなんの思い入れもないけど。
夕暮れどきになってきた良い景色に黄昏ながらビール。一人旅の時によくやるやつ。
こちらはサヴァ川の方ですね。スロベニアからクロアチア、ボスニアに流れていてベオグラードでドナウ川に合流するようですね。ヨーロッパきてから暇な時に川沿いでビール飲む習慣ついたかもしれない・・・笑
スカダルリヤ通り
夕食は多くのレストランが集まる繁華街、スカダルリヤ通りに行きました。
ユーゴスラビア時代からのボヘミアンな場所のようです。こういうハッピーな雰囲気の場所好きですね〜
歩き回って疲れたのでとりあえずビール。
夕食はグリルです。バルカンの名物チェバブチチ。
とりたてすごく特徴的な味ってわけじゃないのだけれども、これがまた癖になる味。
何度かのバルカン半島訪問で「俺たちのチェバブチチ」っていうようにまでなりました笑
夜の共和国広場、ここはいつ行ってもにぎやかですね。
一泊二日のベオグラード弾丸旅行、1日目はこんな感じです。