この数年間、音楽(主にロック)にまつわる聖地巡礼をしてきたんだけど、このご時世お家時間がいっぱいあるので、行った先々で撮影した大量の写真をまとめ直して再確認していた。
思い返せば、Foo Fightersの2014年発表のアルバム「Sonic Highways」の存在がきっかけになっていたように思う。
このアルバムは、フロントマンのデイヴ・グロールのアメリカ音楽への感謝の思いを捧げた作品というような紹介文句を見た覚えがあるけど、なんとアルバムに収録されている全8曲をそれぞれアメリカのポピュラー音楽で代表的な8つの都市でそれぞれレコーディングを行っている。なんともワクワクするコンセプトじゃない?笑
このアルバム、全8曲という事で少しあっさりしてる感もあるけど、それぞれの曲が彼らの魅力を表し、無駄のない作りになっていて個人的にはすごく好きなアルバム。
一曲目から、イリノイ州シカゴ、ワシントンDC、テネシー州ナッシュビル、テキサス州オースティン、カリフォルニア州ロサンジェルス、ルイジアナ州ニューオーリンズ、ワシントン州シアトル、ニューヨーク州ニューヨークの計8カ所でレコーディングされている。
それぞれ、アメリカンロックを形成しているブルース、ハードコア、カントリー、ヘヴィメタル、ヒップホップ、グランジ、ジャズなど様々な音楽を生み出し、育んできた土地ということだ。
これに関しては、ドキュメンタリーも制作されており、様々なゲストのインタビューも交え、その土地の魅力を語ってくれる内容となっている。
思えば、これを見たときに「実際行って見たい!」と思い、憧れを持ったのが始まりだったと思う。そして幸運なことに、その少し後にアメリカに住むチャンスがあり、実際に回って来ることができた。(ひとつだけ行けてないけど)
という訳で、アメリカで訪れた音楽にまつわる土地、物事を少しづつ気長にまとめていこうと思う。