bstsry63のブログ

旅や音楽のアレコレと聖地巡礼を写真と共に綴ります。

アメリカンロックに出逢う旅⑪🇺🇸 Seattle編(2)

今回はアメリカで一番来たかった、行かなければいけないと思っていたNirvana関連スポットの紹介です。

1994年4月8日にカート・コバーンはシアトルのワシントン湖沿いにある自宅で亡くなってしまいます。

カートの家の隣にはビレッタ・パークという公園があり、何もない公園の中心にポツンと設置してあるベンチは通称「Kurt Cobain's Benches」と呼ばれています。

そんな場所を今回は目指しました。

 

 Kurt Cobain's Benches

シアトルの街中からは5キロ程度とそんなに遠くはありません。

Uberを使えば15分程度、バスを使っても2番線に乗り、トータル30分程度で行けると思います。今回はバスで向かいました。

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Denny Blaine Lake Parkという公園の前のMadrona Dr & 38th Aveの停留所で降ります。

すぐにaiden Ln Eの標識があるので左折。

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道なりに行くとE John Stに出ます。この通りの突き当たりにViretta Parkがあります。

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ありました、カートのベンチ。この公園からはLake Washingtonを眺められます。

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ちなみにカートのベンチの左にもう1つベンチがあるけども、そちらはあまり触れられてないですね。

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カートを偲ぶファンの書き込みと餞別品。果物もあるので頻繁にファンが訪れているのだと思います。

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公園からはカートの家の屋根が少し見えます。

この公園に来て、イヤホンから流れるカートの声を聞きながらぼーっと時を過ごしたのは良い思い出です。

 

この時はいってないですがシアトルから約130kmのあたりにカートが生まれ育ったアバディーンという街があり、そちらにもゆかりの地があるみたいなのでいつか訪れたい。

幼い頃、家を追い出されたカートが夜を過ごした場所(らしい)です。

北太平洋海から流れ込む、ウィッシュカー川に架かるYoung Street Bridge。橋の下にはカートを偲ぶ多数の書き込みがあり、通称カート・コバーン・ブリッジと呼ばれているそうです。

ここもいつか訪問してみたい。

アメリカンロックに出逢う旅⑪🇺🇸 Seattle編(1)

今回で2016年に行ったアメリカ内の音楽を巡る旅については最終目的地になります。

ここは最後にとっておきました、なぜなら日本にいた時からアメリカに来たら絶対行きたいと思っていた場所だったからです。

来る前はオルタナグランジニルヴァーナ関連のイメージでしたが、色々あるじゃあないか。それぞれ振り返っていきたいと思います。

シアトルはジミヘンの聖地

というわけで、今回はジミヘン関連のスポットを3つ紹介します。

 

1、Jimi Hendrix Memorial

 ジミヘンのお墓、Jimi Hendrix Memorialはシアトル郊外のRentonのGreenwood Memorial Park & Funeralの中にあります。

シアトルの中心部からは車で25kmほど。ここでもUberが大活躍しますね。

シアトル・タコマ国際空港からは約15km、Uberで12分とアクセスしやすいので、空港について早々に向かいました。

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シアトル出身のジミヘンは伝説のウッドストック出演から翌年の27歳、1970年9月18日にロンドンのホテルで亡くなってしまいました。50年も経ってるのね。

今だにギタリストランキングでトップにいることが多いジミヘン、生きていたらどれだけ伝説を更新していったのだろうか。

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ジミヘンの死の後、父親は家族に近いこの場所に埋葬したようです。

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今では柱も立ち、ファンが訪れるメモリアルパークにもなっていますね。

 ちなみに音楽マンガ「BECK」の13巻でコユキ達4人のメンバーと竜介がアメリカで再会したのはこの場所でしたね。(というかBECK読んで知り来たくなったわけですが)

 

2、Jimi Hendrix Statue

 今度はダウンタウンにある有名な、ジミヘンの像です。

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 似てるような似てないような・・・?

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別の角度から。表情的にジミ・ヘンドリックスのエモーショナルさは表現されている?

 

比較的近くに「Starbucks Reserve Roastery」があるので、併せて行くのがオススメです。

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3、Jimi Hendrix Park

 最後のジミヘン関連のスポットはジミヘンの名を冠した「ジミ・ヘンドリックス・パーク」

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 写真が良くない気もするけど、当時訪れた際は特に何もない公園という印象でした。

よくよく調べると2006年にプロジェクトがスタートし、段階的にオブジェ・アート作品が完成しているようで、訪問した2016年11月はまだまだ建設途中だったのだと思います。

2017年6月に色々増えているようですのが、今後、魅力的な公園になって行くのでしょう!

こんなところで、シアトルで訪問したジミヘンゆかりのスポットの紹介になります。

アメリカンロックに出逢う旅⑩ Washington D.C. 編(2)National Mall

今回は普通に?DCの観光地を振り返ります。

政府関係のスポット、ミュージアム、公園、色々ありますが特に印象的な4つのスポットを記載します。時間があればホワイト・ハウスのツアーとかもあったかもだけど、当時訪れたのは大統領選の時期だったからなのか?あまり近くまで行けなかったです。

 

まずは1つ目。

1、National Mall

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ナショナル・モールはワシントンDCの中心部に位置する国立公園です。

西はリンカーン記念堂から、東は国会議事堂あたりまで、約4キロにわたってのどかな公園が続いており、公園を沿うようにスミソニアン博物館群をはじめとする美術館が連なっているので、時間があれば博物館・美術館に入り浸るのも良いと思います。

訪問時は国際スパイ博物館、国立アメリカインディアン博物館、アメリカ合衆国ホロコースト記念博物館に訪問しました。今思うと、なぜワシントン・ナショナルギャラリーに行かなかったんだろうか・・・

ナショナル・モールの西の端の方に向かうとパルテノン神殿のような建造物が見えてきます。

 

2、Lincoln Memorial(リンカーン記念堂)

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1922年に完成したリンカーン記念堂。一人の人間の記念館にこれだけ大きな建物が出来てしまうのが凄まじく感じるが、堂々とした、荘厳な雰囲気漂う堂の内部とリンカーンの石像にやられてしまいました。

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 堂内には、有名なゲティスバーグ演説1863年)も記されています。人民の人民による人民のための政治、というやつですね。

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リンカーン記念堂から東側を望むとナショナル・モールの中心部に立つワシントン記念塔と建物が反射しているリフレクティング・プールを見ることができます。

 

3、国会議事堂(United States Capital)

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 2020年の大統領選ではかなり波乱の舞台になっていた国会議事堂です。

議事堂の中はツアー参加で回ることができます。

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ロタンダ(議事堂円形広間)

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ここには8つの歴史的絵画が飾られています。独立革命当時を描いた4枚と、初期の探検の4つの場面。

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この絵画は1776年6月28日に独立宣言の最初の草稿が第二回大陸会議に提出された時の場面、らしいです。

国立彫像ホール

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 夜の議事堂も綺麗ですね。

 

4、アメリカ議会図書館(Library of Congress)

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 世界最大規模の図書館と言われる場所です。

トーマス・ジェファーソン館(Thomas Jefferson Building)

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読んで字のごとくGreat hallです。まるで美術館・博物館のような雰囲気ですね。

円形閲覧室(The Circular Reading Room)

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Common Sense (Thomas Paine)

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グーテンベルグ聖書(The Gutenberg Bible)

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貴重な書籍が展示されてますが、中でも有名なのは手書きのマインツ大聖書と活版印刷のグーテンベルグ聖書です。(どちらも1450年大半ばにドイツのマインツで作成)

今回はかなり普通の旅日記になってしまいました。笑

ワシントンDC、ぜひまた訪れたい場所です。

アメリカンロックに出逢う旅⑩ Washington D.C. 編(1)Ford's Theatre

音楽を巡るアメリカ国内の旅も残すところあとわずか、10箇所目となりました。

一番行きたかった場所はトリとして、今回はアメリカの社会生活においても重要なスポットに行った時のことを振り返ります。特に2016年は大統領選もあったので、自分の中で意味があった旅でした。

音楽はというと、ワシントンD.C.といえばD.C.ハードコア。この旅ではほとんど音楽的な場所は回れてませんでしたが、旅の振り返りとともに改めてDCハードコアにまつわるスポットも見ていきます。

伝説のライブハウス 9:30 Club

D.C. でRolling Stone誌の10 Best Live Music Venues in Americaに選出されている「9:30 Club」というライブハウスがあります。 

中心部に位置する公園、ナショナル・モールからはイエローラインで3駅とアクセスが良い。次回訪問する際は必ず行きため、ここに記しておきたい。

元々はフォード劇場の近くにあったようだが1996年に現在の場所に移っている。ということは・・・フォード劇場に行った時に近くを通っていたわけか。

 

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この通りはフォード劇場の目の前。9:30のDCハードコア全盛期の所在地は、930 F Street NW。この写真の少し後ろを左折だったようです。惜しかった。

1980年から90年の10年間のDCハードコアの歴史を追った映画「Salad Days」にも度々登場しますね。当時は荒廃したエリア、という風に呼ばれていたようですが、現在はそんな雰囲気は感じませんでした。

もう1つ、「Salad Days」に登場したライブハウスの場所を追います。

跡地はスタバになったd.c. space

 1977年から1991年にかけて、7th St とEast Stの角の建物にあったようです。

この跡地にはスタバが入ってたようですが、なんとコロナの影響で2020年に閉店してしまったようです。いつの日かまた訪問する際は、どんな様子になっているか見たいですね。

ライブハウスの位置を確認したところで旅の振り返りに戻ります。まずは先ほどの旧9:30に戻り、

フォード劇場(Ford's Theatre)を訪問します。

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 ここは1865年4月14日にリンカーン大統領が暗殺された場所。リンカーン大統領は撃たれた後、反対側にあるピーターセンハウスに運ばれた後、翌日に亡くなったそうです。

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ここでは劇場の中からピーターセンハウスを廻るツアーに参加できます。

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客先の最後列からリンカーン大統領の像が舞台の方向を見ています。

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ピーターセンハウスに入ります。ここも例によって?中はミュージアムになっています。

内容はリンカーンがなくった時の状況やその後のエピソードを始め他の大統領たちの業績についても触れられています。

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ちなみにオリジナルのベッドはシカゴの「American History Museum」にあると書いてありますね。(リンカーンパークのやつか、行ったような行ってないような。結局行けずじまいだった気がします)

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アメリカって偉人が亡くなった場所そのものを観光名所にしていること結構あるよね。(悪いとは言いませんが)

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本のタワー

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本が積み上げられたオブジェ(タワー)があります。なんと全てリンカーンについての作品で、その数1万5千冊というとんでもない数になるようです。
リンカーン暗殺現場は世界史関連の書籍でまず間違いなく出てくるため、なんとなく絵だったり漫画だったりも含めて見聞きしている人は多いと思います。ワシントンDCに来たら是非訪れたい場所ですね。

 

 今回の最後に、ワシントンDCらしい?パンク・ハードコアを専門にしたレコードストアを1件訪問していたので記載します。

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元々はGeorgetownにあり、2006年ごろに現在の場所に越してきたようです。

CD、LP等の音源を始め、Tシャツとかグッズも充実していたと思います。

次回のまとめはせっかくのワシントンDCなので、アメリカ行政の中心であるスポットを振り返ります。

アメリカンロックに出逢う旅⑨ California〜Los Angeles編(4)Route 66 終点地

ロサンゼルスという題では4回目の投稿。

コーチェラでのフェスが終わり、かなーり眠い中コーチェラとロスの中間地点まで戻り宿泊します。いわゆるモーテルというやつ。こんなところで泊まるのもアメリカならではですかね。

ロサンゼルス三日目は夜移動だったのですが、昼間に行きたい場所がありました。

それはサンタモニカ。何があるかというと・・・

Route 66の終点地です。

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ロサンゼルスのダウンタウンからは30kmほどです。

ちなみに、ここでまさかの駐車禁止で罰金になりました。日本でも違反したことなかったのに、初交通違反がサンタモニカ笑(その後ドイツでは速度違反を多数やらかす)確か5、60ドル払いました。痛い出費です。

ちなみに人生初交通事故はベルギーでした。警察が1時間も来なくて焦ったし、追突してきたやつが英語喋れなくて焦った・・・ちなみにベルギーはフランス語、フラマン語(ベルギーのオランダ語)でそれぞれ警察組織があるようです。調書もフランス語とフラマン語の二か国語だった。英語がわかる警察に来てもらわなければいけなかったので時間かかったのかな。まあドイツ語もあんまりわからんからドイツで事故っても困るんだけど。

話を戻します。

当たり前だけど、路上駐車って先払いが基本ですよね。普通に路上に放置して海岸まで景色を見にいったほんの20分程度、やられてしましました。

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この写真の奥にあるのがサンタモニカ・ピアとベニス・ビーチですね。

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目的地にたどり着きました。と思いきや?

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 前述した通り、サンタモニカはルート66の終点地なのですが、終点を示すサインはこの写真のものではなかったようです。

サンタモニカピアに終点のサインがあるようです。(やっちまった・・・わざわざ行ったのに)

アメリカの時はあまり事前調べをせずにノリでいったところが多いので、こういうミスが多いです。まあそういった後悔が多いからこそ、また行きたいと思えるのですかね。サンタモニカは見所が多いので、しっかりと腰を据えて街を見て回った方が良いですね笑

カリフォルニアに行ったのは10月だったけど、半袖で問題ないくらい温暖で気候も良かった。

クソ寒いシカゴとは大違いだ。(シカゴでは人生で一番寒い日を体験したし)

こんなカリフォルニアのロサンゼルス、昔から音楽の街という印象がある。

なんでだろうか。1960年代のWest Coast Rock? Surf Music? それともLAメタル?(Hip hopは昔は聞いてなかったのであんまりイメージなかった)

全部多少なりともイメージの形成につながってると思うけど、自分的にはカリフォルニア、ロサンゼルスと言ったらレッチリ

Californicationというアルバムがあるからか、Out in L.A.というコンピ盤があるからか。高校時代にアンソニー・キーディスの自伝とか読んでて刷り込まれているのか?同時期にデス・ノートの主題歌にもなったダニー・カリフォルニアの存在も大きいか。

レッチリはロサンゼルスのFairfax高校の同級生で結成されているけど、初期メンバーのヒレル・スロヴァクとジャック・アイアンズがやっていたWhat Is This?のボーカルはElevenのAlain Johannes(Queens of the Stone Age、Them Crooked Vulturesにも参加)だし、ジャック・アイアンズはレッチリの後に一時期パール・ジャムにも参加してるし。この時代のバンドは横のつながりが強いなあと感じる。

とまあ、そんな感じでアメリカの旅は全て、どこかしらで90年代のロックシーンを追ったものだったと思う。

レッチリといえば、色々物議は醸しているがギターにジョン・フルシアンテが復帰。うーん、なんだかんだ観たいですね。

 

ロサンゼルスも最後なのでいくつか写真を掲載します。

Petersen Automotive Museumにあるデロリアン

(Delorean DMC-12 ""Time Machine)

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 リトル・トーキョー

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 さて、こんなところで夜行バスに乗り友人のいるサンフランシスコにいきます。

アメリカンロックに出逢う旅⑧ Milwaukee編(2)Miller Brewery

Milwaukeeは一回でまとまるかと思いきや、少し長くなったので二回に分けます。

ロックとは直接関係ないけども、訪問したSummerfestのスポンサーにもなっているだろう、ミルウォーキーの会社を2つ訪れました。

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ハーレーダビットソンと、

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ミラーのビールですね。Summerfestのロゴの左側にMiller Liteのロゴがあります。

あんまりロック関係ないですが、、、 ミラー工場見学に行きました。

 ミルウォーキーの中央駅あたりからは31番のバスで約15分。

アクセスは悪くないと思いますのでサマーフェストのついでに寄るのも良いですね。ビール工場訪問しがちです。

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アメリカではおなじみだったミラー社の「Miller Lite」ですが、ヨーロッパでは見かけません。Miller Genuine Draftってのはたまに見るかな。

アメリカンビールといえばバドワイザー、バドライト、クアーズなど、いい意味では水みたいで飲みやすい、夏に冷やしてゴクゴク飲むの最高!だけど悪い意味ではうっすーい。

もう少し濃い方が良いのでブルームーン、グースアイランドを個人的には好んで飲んでました。

でも夏フェス行ってバドライト飲むのは美味しくてたまに飲みたくなるなあ・・・

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建物がどれもヨーロッパっぽい。

ミラー社は1855年にドイツ系アメリカ人のフレデリック・ミラーが小規模の醸造所を買収して創業されたとのこと。バドワイザーの創業者もクアーズの創業者もドイツ系アメリカ人だし、さすがビール大国ドイツ。

 この時工場ではクアーズ・ライトを生産していた。ビールの世界ってめっちゃ吸収合併とか多いから複雑な印象。ただしブランドにリスペクトがあるので買収されたからと言って銘柄がなくなるわけではないところは良いですね。

この訪問の後、2016年10月にSABMiller傘下からカナダのMolson Coors傘下になったようです。

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いろんなところでこの「Girl in the Moon」を目にします。これは創業者Frederick Millerの孫娘みたいです。

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ここはツアーのハイライトだったと思います。「Historic Caves」を歩きおそらくフレデリック・ミラー氏のホログラムから説明を受けます。

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もちろん歴史を知るだけでなく、工場内で醸造や梱包、物流作業などの流れを見ることができます。

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最後には生ビールを頂けます。そういえばアメリカって外での飲酒禁止だったり、21歳超えないと飲めなかったり、過去には禁酒法もあったりと意外にお酒に厳しいですね笑

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こんなところでミラー社を後にします。

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ミラー社からバス停に向かって歩きますが、10分ほど歩くとハーレー・ダビッドソンの工場に行くこともできます。(通っただけだけど)

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ハーレーといえば駅前にHarley-Davidson Museumもあるので、好きな人にはたまらないですね。ハーレーに乗ったアメリカ人たちのイベント?があったのか、多数のライダー達で賑わってました。

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ミルウォーキーはなぜかドイツ料理屋が多くあることで知られています。

どうやら1840年プロイセン王国時代に生活が苦しくなったドイツ人が大量に移民としてやってきたようです。ミラーの創業もその流れなんですね。

今では日常的に目にしているドイツビールのロゴがあちこちに・・・

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中でも有名な1902年創業の「メイダーズ・レストラン(Mader’s)」です。

 せっかくミルウォーキーに来たんならドイツ料理食べないと!と思い行きました。まさかその一年後から今の今までドイツにいることになろうとは露も知らず。。。

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ミルウォーキーはこんなところですね。それではまた。

アメリカンロックに出逢う旅⑨ California〜Los Angeles編(3)Desert Trip

さて今回なぜロサンゼルスに来て、わざわざ車で200キロ先まで来たのか。

答えはフェスです。

場所はIndio、かの有名なCoachellaバレーです。ただし、Coachellaフェスに来たわけではありませんでした。

目的地はこの辺、周りにはめちゃくちゃゴルフ場があります。 

今回訪れたのは、2016年秋に行われた

「Desert Trip」と呼ばれる音楽フェスティバルです。

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かなりの渋滞の中、駐車場へと向かいました。

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ワクワクドキドキしながら駐車場から会場へと向かいます。

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このフェスなんと言っても出演者がむちゃくちゃ豪華だったのです。

開催期間は2016年の10月7日〜9日、14日〜16日の計6日間の開催ですが、出演者はなんとたったの6組。

1日2組づつ、2週に渡って公演が行われました。1日たったの2組だと・・・?

その出演者とは、なんとローリング・ストーンズボブ・ディランポール・マッカートニーニール・ヤングロジャー・ウォーターズザ・フーの6組です。そりゃあ1日2組で十分だわ。

このフェス、場所がCoachellaと同じなもんで、年寄り向けのフェスという意味で「Oldchella」なんて言われていたそう。

しかし、実際行ってみて、全然若者比率は高かったなあと思います。日本人はおそらく・・・あまりいなかった気がする。すれ違わなかっただけかもしれないけど。

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アメリカ西部らしい美しい会場風景が見れます。

 この時は2016年10月7日のフェス初日、ローリング・ストーンズボブ・ディランをみに行きました。予算の関係で3日連続訪問は断念。

ボブ・ディランは2014年の大阪以来2年ぶり二度目。ちなみに2018年はドイツで見てるので3地域でのライブ参加達成です。笑

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会場の照明と相まってすごく幻想的な写真が撮れました笑

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 今回もせっかくなので、当時のセットリストを記録しておきます。

Friday, October 7, 2016 - Empire Polo Club

Bob Dylan

1. Rayny Day Women #12 & 35

2. Don't Think Twice, It's All Right

3. Highway 61 Revisited

4. It's All Over Now, Baby Blue

5. High Water (For Chaelry Patton)

6. Simple Twist of Fate

7. Early Roman Kings

8. Love Sick

9. Tangled Up in Blue

10. Lonesome Day Blues

11. Make You Feel My Love

12. Pay In Blood

13. Desolation Row

14. Soon after Midnight

15. Ballad of a Thin Man

Encore;

1. Masters of War

 

The Rolling Stones

1. Start Me Up

2. You Got Me Rocking

3. Out of Control

4. Ride 'Em on Down

5. Mixed Emotions

6. Wild Horses

7. It's Ony Rock 'n' Roll (but I Like It)

8. Come Together

9. Tumbling Dice

10. Honky Tonk Women

11. Slipping Away

12. Little T&A

13. Midnight Rambler

14. Miss You

15. Gimme Shelter

16. Sympathy for the Devil

17. Brown Sugar

18. Jumpin' Jack Flash

Encore;

1. You Can't Always Get What You Want

2. (I Can't Get No) Satisfaction

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ストーンズの曲はギミー・シェルターとかホンキー・トンク・ウーマンとか、バックコーラスとしてソウルフルな女性ボーカルが入っている曲がすごく好き。

 たった2組だけでこれだけの人々を集めるのか。

今だに衰えぬレジェンド達の集客力はすごい。演奏的にはやはりおじいちゃん達なので色々きになるところもあるんだけど笑

生きてロックを奏で続ける。そんな姿はすごくかっこいいですねえ。