前回同じようなテーマでケルンのライブハウスを振り返りましたが、今回はケルンを除いたデュッセルドルフ周辺のライブハウスやコンサートホールを辿っていきます。
振り返りながら思ったけど、肝心の我が街デュッセルドルフのローカルなライブハウスに全然行っていない。こちらはまたライブが見れるようになったらぜひ雰囲気を味わいに行きたいところ。
こんな感じで行ってないところもまだまだたくさんあるけど、限られた時間の中では色々行ってたんじゃないかなあと思います。
それでは、まずはデュッセルドルフから。
Mitsubishi Electric Hall
デュッセルドルフ中央駅からUバーンに乗ってわずか3駅とアクセスが良いと思います。帰りは散歩がてら歩きましたが全然近いですね。昔はフィリップス・ホールだったけど2011年から現在の名前になったようです。日本企業の名前がついているのがDüsseldorfのコンサートホールらしいですね。
かつてここで演奏した人々の名前が刻まれてるのだろうか・・・?
この時はパール・ジャムのエディ・ヴェダーのソロ公演に来ました。2018年にパール・ジャムを見てるので、一年ぶり通算3度目のエディです。(1回目は2016年のシカゴ)
光っちゃってますが、この時は「Onceダブリンの街角で」や「Commitments」にも出演していたグレン・ハンサード(Glen Hansard)と共演。デュエットもしちゃってます。貴重ですねー、これは日本では見れない気がする。
2022年になっても普通にパール・ジャムを聴いている。30代前半の日本人のワタクシ、これは珍しいのだろうか。
Merkur Spiel-Arena
今更ながら2018年から旧名の「エスプリ・アレーナ」から「メルクール・シュピールアレーナ」に名前が変わっていたのね。Düsseldorfのサッカーチームであるフォルトナ・デュッセルドルフの本拠地であり、先日ここで1回目のコロナのワクチン接種も受けたりと色々お世話になっています。
さて、あんまりアリーナでのライブは行かないタイプだけど、それほどみる機会もないかなあと思い立ってハードロック系のライブに行きました。
Def Leppardと、、
なんだかんだ言ってボン・ジョヴィは好きなんですよねえ、だって抜群に曲がいいじゃない・・・オルタナ・グランジ・エモが好きなので、ボンジョビ好きというと意外と言われるけど音楽全般が好きなのです。
Super7000
ここはライブハウスでもなんでもなくイベントスペース?というかただのオフィスだった気がするのだけど、2019年にDüsseldorfのミュージシャン、ステファン・シュナイダーとYPYを見にいきました。電子機器を操るエレクトロニカ、マニピュレーターのライブは滅多に行かないので新鮮でした。
Filmwerkstatt
なんと、こちらではThe Sea and CakeのSam Prekop、John McEntireのコンビをDüsseldorfで見ました。シーアンドケイクとはかけ離れておりこちらもエレクトロニカ。思えばコロナ前というか今日までにおいてヨーロッパで最後に見たライブってこれじゃあないのかもしかして。2019年の10月9日・・・
ジョンマッケンタイアは2016年のシカゴでのトータス以来二度目でしたが、真後ろでじっくり見れて幸せでした。
Essen Lichtburg
段々と郊外に行き、Düsseldorfから35キロくらい、中央駅同士は電車で約30分のエッセンのホールに行きました。なんとKing Crimsonです。つい先日は最後の来日公演と言われてるものも行われましたようですが・・・
冷静に2020年代にキング・クリムゾンの公演が行われてるのってすごいよなあ・・・みんなおじいちゃんなのにね、プログレの歴史そのものを少しでも体感できてよかったです。
Krefeld Yayla Arena
こちらは気づいたらホールの名前が変わっておりました。普段はアイスホッケーの会場みたいです。
デュっセル近郊のマイナーな街(失礼)に来たのはなんとBob Dylan、実際に見るまでクレーフェルドに来るのなんてなんかの間違いじゃね?と思ってました。
ディランは2014年の大阪、2016年のコーチェラ(デザート・トリップ)に次いで3回目でしたが、意外と大阪で見た時が一番感動したかも。なんと言っても近くで見れたから。
海外で見ちゃうと客数が桁違いだからとにかく遠い・・・
ここまではライブハウスというかはコンサートホールとかイベントスペースでした。思えば行ったことのあるライブハウスは大体ケルンだったのだなと思いました。
Oberhausen Druckluft
こちらはDüsseldorfから北、デュイスブルクの少し先にあるオーバーハウゼンのライブハウスです。あんまり直通がなくて、デュイスブルクで乗り換えた記憶があります。オーバーハウゼン駅からはすぐなので比較的アクセス良いですね。
こちらは正真正銘、海外のライブハウスという感じです。日本だとライブハウスは地下だったり、雑居ビルに入っていることが多いと思いますが、ドイツでは独立した建物であることが多いと思います。それこそ「ハコ」という感じ。
こちらではEnvyの来独公演を見に行きました。ドイツの人々がEnvyで頭をぶん回しているのは圧巻。メンバーの方達ともお話しできて大学時代から聴いてる身としては感無量でした・・・
この「Druckluft」は日本のバンドがドイツを回る際に割と来ている印象です。記憶がある限りでは、Mono、Borisも2018年、2019年に公演を行っていました。(行けなかったけど)
2020年のコロナ直前に人間椅子も来てなかったけな?と思ったけどそちらはもう少し東のBochumという全然関係ない街でした。
Oberhausen Turbinenhalle
そんなに趣味ではないのだけど、せっかくなのでヘヴィメタルのMastodonをみました。
ここはオーバーハウゼン中央駅からトラムに乗ると行きやすいと思います。
Münster Skaters Palace
こちら、Düsseldorfからは北に130キロなので遠いですが、行けないこともない(というか実際仕事終わりに行った)のでついでに入れておきます。ここではハードコアバンドのRefusedを見ました。見に行って初めて意識したけどスウェーデンのバンドなんですね。
さて、ここまで見てきてやはりDüsseldorfのライブハウスが全然ありません。あんまりヨーロッパやアメリカの有名ミュージシャンたちがツアーで来ることがないのでどうしても行く機会があんまりないのです。でもせっかく住んでいるからにはできれば行っておきたい。今後は行ってみたいという気持ちを込めて少し調べてみようと思います。