bstsry63のブログ

旅や音楽のアレコレと聖地巡礼を写真と共に綴ります。

ドイツ・デュッセルドルフ近郊のライブハウス巡り🇩🇪②

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さて、前回気づいたように住んでいる街 Düsseldorfのライブハウスに全然行っておりません!これではドイツのライブ環境がどんなだったか?わからないではないのか?(ケルンは色々行ったけど)

せっかく住んでいるからにはできれば行っておきたいので調べてみると、下記の場所があがるようです。

・Kassette(オーバービルク)

AK47(フリンガーン=スート)

・ZAKK(フリンガーン=スート)

・Pitcher(フリードリヒシュタット)

・Stahlwerk(リーレンフェルト)

・The Tube(アルトシュタット)

デュッセルドルフ、ライブハウス・クラブ自体は多そうですね。比較的南側に集まっている印象。(日本人は治安を気にしてあまり行かないエリアかな?)

今更ながらに行ってなかったことを後悔。仕事終わりにローカルのバンドを見ながらビール飲みにでも行きたいものです。

いくつかは店の前を通ったことあるので写真を撮っていました。

 

Zakk

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zakk(Zentrum für Aktion, Kultur und Kommunikation)、日本語にするとアクション、文化、コミュニティーセンターですごく公共施設っぽい。

ここは前から聞いたことあったのでDüsseldorfを代表するライブハウスなのではないでしょうか。しかーしまだ一度も行けてない。日本に帰るまでに行くのが目標ですね。

ここは比較的知っているバンドがツアーで来ることもあり、何度か行こうか検討したことがありました。

コロナ前の2019年12月にはKrautrockクラウトロック)のグループであるFaustが「Faust Ⅳ」の曲を演奏する公演を行っているようです。その他も近年The Notwist、Apocalyptica、Dead Kennedys、Silbermond、Bob Mould、Backyard Babies、Idles、The Posiesを公演を行っているので個人的にはみたい人達がやってきそうな場所です。

さて、なぜ店の前にだけ行ったことがあるかというとすぐそばにアートな場所があるのです。

 

Kiefernstrasse

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中央駅の裏手方向に20分ほど行くとキーフェルン通りがあります。ここは通り沿いの建物にさまざまアートが描かれています。

あまり治安が良い歴史はなさそうですがまあライブハウスってこういうところにありがちよね。(工業団地や廃工場が近くにあったり、ギャングと関係していたり、1980年代にはアパートは不法占拠者がいて揉めてたり警察が封鎖していたりしてたみたいですが)

とはいえ最近ではDüsseldorfの主要観光スポットの一つになっているようで、常に写真を撮っている人たちがいました。

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AK47

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昔はNix Daというパンククラブだったそうで、Düsseldorfのバンド「Die Toten Hosen」がライブしていたという説明書きがありました。

コロナ禍で公式Youtubeチャンネルでライブストリーミングしていたみたいですね。

 

The Tube

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こちらはアルトシュタットにあります。めちゃくちゃシールが貼られていたりとライブハウスっぽい見た目というのはどこの国も変わりませんね。

Pitcher

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ここはデュッセルドルフ中央駅からSバーンで隣の駅、D-Friedrichstadtの付近にあるライブハウスです。もちろんここも中には入ってません。シカゴにいたときはわけ分からんライブハウスみたいなのに行きまくってたけど、デュッセルドルフでは行ってない。この差はなんなんだろうと今更ながらに思う。もうちょっとしたらライブハウス的な場所に飲みに行きやすくなるかなー、と期待する今日この頃です。

ドイツ・デュッセルドルフ近郊のライブハウス巡り🇩🇪①

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前回同じようなテーマでケルンのライブハウスを振り返りましたが、今回はケルンを除いたデュッセルドルフ周辺のライブハウスやコンサートホールを辿っていきます。

振り返りながら思ったけど、肝心の我が街デュッセルドルフのローカルなライブハウスに全然行っていない。こちらはまたライブが見れるようになったらぜひ雰囲気を味わいに行きたいところ。

こんな感じで行ってないところもまだまだたくさんあるけど、限られた時間の中では色々行ってたんじゃないかなあと思います。

それでは、まずはデュッセルドルフから。

 

Mitsubishi Electric Hall

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デュッセルドルフ中央駅からUバーンに乗ってわずか3駅とアクセスが良いと思います。帰りは散歩がてら歩きましたが全然近いですね。昔はフィリップス・ホールだったけど2011年から現在の名前になったようです。日本企業の名前がついているのがDüsseldorfのコンサートホールらしいですね。

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かつてここで演奏した人々の名前が刻まれてるのだろうか・・・?

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この時はパール・ジャムエディ・ヴェダーのソロ公演に来ました。2018年にパール・ジャムを見てるので、一年ぶり通算3度目のエディです。(1回目は2016年のシカゴ)

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光っちゃってますが、この時は「Onceダブリンの街角で」や「Commitments」にも出演していたグレン・ハンサード(Glen Hansard)と共演。デュエットもしちゃってます。貴重ですねー、これは日本では見れない気がする。

2022年になっても普通にパール・ジャムを聴いている。30代前半の日本人のワタクシ、これは珍しいのだろうか。

 

Merkur Spiel-Arena

今更ながら2018年から旧名の「エスプリ・アレーナ」から「メルクール・シュピールアレーナ」に名前が変わっていたのね。Düsseldorfのサッカーチームであるフォルトナ・デュッセルドルフの本拠地であり、先日ここで1回目のコロナのワクチン接種も受けたりと色々お世話になっています。

さて、あんまりアリーナでのライブは行かないタイプだけど、それほどみる機会もないかなあと思い立ってハードロック系のライブに行きました。

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Def Leppardと、、

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Bon Jovi

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なんだかんだ言ってボン・ジョヴィは好きなんですよねえ、だって抜群に曲がいいじゃない・・・オルタナグランジ・エモが好きなので、ボンジョビ好きというと意外と言われるけど音楽全般が好きなのです。

 

Super7000

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ここはライブハウスでもなんでもなくイベントスペース?というかただのオフィスだった気がするのだけど、2019年にDüsseldorfのミュージシャン、ステファン・シュナイダーとYPYを見にいきました。電子機器を操るエレクトロニカ、マニピュレーターのライブは滅多に行かないので新鮮でした。

 

Filmwerkstatt

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なんと、こちらではThe Sea and CakeSam Prekop、John McEntireのコンビをDüsseldorfで見ました。シーアンドケイクとはかけ離れておりこちらもエレクトロニカ。思えばコロナ前というか今日までにおいてヨーロッパで最後に見たライブってこれじゃあないのかもしかして。2019年の10月9日・・・

ジョンマッケンタイアは2016年のシカゴでのトータス以来二度目でしたが、真後ろでじっくり見れて幸せでした。

 

Essen Lichtburg

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段々と郊外に行き、Düsseldorfから35キロくらい、中央駅同士は電車で約30分のエッセンのホールに行きました。なんとKing Crimsonです。つい先日は最後の来日公演と言われてるものも行われましたようですが・・・

冷静に2020年代キング・クリムゾンの公演が行われてるのってすごいよなあ・・・みんなおじいちゃんなのにね、プログレの歴史そのものを少しでも体感できてよかったです。

 

Krefeld Yayla Arena

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こちらは気づいたらホールの名前が変わっておりました。普段はアイスホッケーの会場みたいです。

デュっセル近郊のマイナーな街(失礼)に来たのはなんとBob Dylan、実際に見るまでクレーフェルドに来るのなんてなんかの間違いじゃね?と思ってました。

ディランは2014年の大阪、2016年のコーチェラ(デザート・トリップ)に次いで3回目でしたが、意外と大阪で見た時が一番感動したかも。なんと言っても近くで見れたから。

海外で見ちゃうと客数が桁違いだからとにかく遠い・・・

ここまではライブハウスというかはコンサートホールとかイベントスペースでした。思えば行ったことのあるライブハウスは大体ケルンだったのだなと思いました。

 

Oberhausen Druckluft

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こちらはDüsseldorfから北、デュイスブルクの少し先にあるオーバーハウゼンのライブハウスです。あんまり直通がなくて、デュイスブルクで乗り換えた記憶があります。オーバーハウゼン駅からはすぐなので比較的アクセス良いですね。

こちらは正真正銘、海外のライブハウスという感じです。日本だとライブハウスは地下だったり、雑居ビルに入っていることが多いと思いますが、ドイツでは独立した建物であることが多いと思います。それこそ「ハコ」という感じ。

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こちらではEnvyの来独公演を見に行きました。ドイツの人々がEnvyで頭をぶん回しているのは圧巻。メンバーの方達ともお話しできて大学時代から聴いてる身としては感無量でした・・・

この「Druckluft」は日本のバンドがドイツを回る際に割と来ている印象です。記憶がある限りでは、Mono、Borisも2018年、2019年に公演を行っていました。(行けなかったけど)

2020年のコロナ直前に人間椅子も来てなかったけな?と思ったけどそちらはもう少し東のBochumという全然関係ない街でした。

 

Oberhausen Turbinenhalle

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そんなに趣味ではないのだけど、せっかくなのでヘヴィメタルMastodonをみました。

ここはオーバーハウゼン中央駅からトラムに乗ると行きやすいと思います。

 

Münster Skaters Palace

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こちら、Düsseldorfからは北に130キロなので遠いですが、行けないこともない(というか実際仕事終わりに行った)のでついでに入れておきます。ここではハードコアバンドのRefusedを見ました。見に行って初めて意識したけどスウェーデンのバンドなんですね。

 

さて、ここまで見てきてやはりDüsseldorfのライブハウスが全然ありません。あんまりヨーロッパやアメリカの有名ミュージシャンたちがツアーで来ることがないのでどうしても行く機会があんまりないのです。でもせっかく住んでいるからにはできれば行っておきたい。今後は行ってみたいという気持ちを込めて少し調べてみようと思います。

ちょっとレアなヨーロッパの国シリーズ④ エストニア🇪🇪(3)

さてエストニアまとめも3回目になりました。

今回はいわゆる観光名所的な場所とは違うスポットを紹介したいと思います。

タリン旧市街から近い「テリスキヴィ・クリエイティブセンター」に向かおうと思います!

Telliskivi Creative City

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場所はざっくり言うとタリン中央駅の裏手になりますね。ヨーロッパって中央駅の裏ってあんまり治安が良くないイメージだけど・・・

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駅を通り過ぎて10分弱歩くとヨーロッパの線路沿いによくある?廃れたと言うか閑散としたと言うか、ある意味インダストリアルと言うか倉庫街というか。そんな風景が広がっています。

そんな中、だんだんとおしゃれになっていきます。ヨーロッパはこんな感じの倉庫街をイノベーションしたおしゃれスポットみたいな場所が多くある気がします。住んでるところの近くだとドイツのケルンとか、オランダのマーストリヒトとか、廃工場とか倉庫とかがリノベーションして新しい文化を生み出しているんですかね。

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Telliskivi Creative City、エストニア語だとTelliskivi Loomelinnak。「Telliskivi(テリスキヴィ)」とはエストニア語でレンガを意味するようです。Loomelinnakは「創造都市」なので、「煉瓦造りの創造都市」ということですか、かっこいいいね。その名の通り煉瓦造りの建物が多く見られます。古い倉庫街が改装されてクリエイターの集まるスポットになる。すごーく好きな感じ。

よくある画一的なショッピングセンターとは異なり個性を感じます。日本だと京都に行った時にこうゆう気持ちになることが多かったかなあ。

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「Fotografiska(フォトグラフィスカ)」がありますね!

個人的にはスウェーデンストックホルムで行った以来、」二箇所目になります。写真の美術館という感じのスポットですかね。知らなかったけどニューヨークにもあるそうな。今年はベルリンや上海にもオープンするみたいですね。

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訪問した2019年夏当時はこんな感じの展示でした。さまざまな民族のリアルな生活が展示されていたと思います。

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こんな感じで古い倉庫街がショップ・カフェ・レストランにリノベーションされて新たな観光名所になっているわけですね。観光だけでなく、スタートアップ企業やクリエイティブ系の会社も多いようなので、地元の人たちにとっても中心地になってきているんですかね。

次は場所だけさらっとおさらいですが、すぐ近くにエストニア最古のサウナと呼ばれる場所があったので行ってきました。

 

エストニア最古のサウナ?「Kalma saun」

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外からの写真しかないのですが、こちらは1928年創業だそうです。地元の公衆浴場という感じで旅行客にはちょっと難易度高い場所だったと思います笑 

当然英語はほとんど通じずイマイチ色々正しかったのかわかりませんが、優しいエストニア人がサウナの入り方を教えてくれました!

自分が帰る時にもう一人日本人ぽい男性が一人入ってきて、サウナブームだったからなのかどうかわからないけど1人でよく来るなあと思いました。人のことは言えないが・・・

サウナの後は夕食まで散歩します。日が暮れてきたので雰囲気の違う写真を撮りたくてお昼に行った展望台に向かいます。

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そういえば高層ビルが並んでいるエリアには行かなかったな・・・

この後はまた旧市街をフラフラします。

 

Katariina käik

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こちらはタリンの有名な通り。旧市街の中でも特に中世の雰囲気な歴史を感じる通りですね。

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旧市街を回ったところで夕食に向かいます!

 

Restaurant Olde Hansa

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夜は無難に地球の歩き方に乗っていたレストランに向かいます。レストランに行くと周りの人によく話しかけられるのだけど(自分だけ?)、隣は地元タリンのファミリーとドイツから来たカップルでした。地元の人が来るということはただの観光客向けレストランというわけでない、と思いました。日本人の女子旅っぽいお客さんもいた気がするので治安いいんだろうなー。

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さすが地球の歩き方のタリンのレストランの一番上に乗ってただけあって日本語のメニューもあり・・・こういうの意外と嬉しくなったりします。

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中世をテーマにしてるだけあって蝋燭の灯りがメインなので若干暗かった覚えがありますけど雰囲気良いですね。

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こちらは隣に座っていた地元のファミリーの旦那さんに「スペシャルなやつを頼んであげる!」と言われて頼んでもらってメニューです。なんかごちゃ混ぜで良くわからないけど魚介多めでした。中世のレシピだそうなので、全体的に保存に適してたのだろうピクルスっぽい味付け(酢漬け)だったと思いますね。同じハンザ同盟ハンブルクも名物料理は似たようなのが出てきたと思うから中世のハンザ商人はこういったものを食べていたのでしょうか。

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食後はまた少し街をフラフラ。。写真がイマイチでよくわかりませんが自由広場に寄って行きました。

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写真の真ん中にあるのは独立戦争勝利記念碑ですね。

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こんな感じでタリンで行ったところは大体まとまったかなー、最後に次の目的地へと旅立ったバス停の場所を復習です。

タリン・バスステーション

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さて、短いタリン滞在も終わり、街のはずれにあるバスステーションから長距離バスに乗り次なるスポットに向かいます。次の目的地はラトビアの「リガ」です。それもまたそのうちまとめよう。

写真をまとめているとまた旅がしたくなる・・・

オーストリア🇦🇹 聖地巡礼〜The Sound Of Music〜(4)

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ザルツブルグ周辺の映画「サウンドオブミュージック」にまつわるスポットを巡ってきましたが、今回で一区切りとなります。

前回はバスツアーを紹介しましたが、今回はバスツアーの後単独で行ったスポット。「ドレミの歌」の丘です!

子供の時映画を見た時もこの場面が一番印象に残ったんじゃないでしょうか。美しい山々を見てこれが「アルプス」なのかなーとなんとなく思ってました。よく知らなかったので完全にスイスの風景だと思ってましたが。(というかオーストリアが山と湖が綺麗な国だってヨーロッパに来てから知った。)

では早速向かいましょう。

 

ザルツブルグ郊外、ドレミの歌の丘「ウェルフェン」

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ザルツブルグ中央駅からは乗る電車によりますが40分〜60分ほど。たまたまちょうどいいのが無くて先の駅Bischofshofenまで行って各停で引き返してきました。

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駅にはオーストリア連邦鉄道「ÖBB(Österreichische Bundesbahnen)」のロゴがあります。

駅を出た瞬間、山!川!自然!ですね。ヨーロッパの最高の季節とも相まって最高のタイミングで来れたのではないかと思います。(現在1月は本当に最悪。まだ今月1日も晴れてないのでは?)

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山の麓の田舎町という感じです。開いているお店もそれほどなかったです。これからそこそこ歩くと思うのでスーパーでお水を調達。

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民家の合間を縫って丘へ向かおうと思います。だがしかし、戻ってから気づいたのですが、観光案内所の隣にしっかりと「The Sound Of Music Trail」の地図とパンフレットが配布されてましたね。気付くのが遅かった!

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こちらの地図によると目的地まで1.34kmなので直線距離はそれほど遠くありません。でも30分くらい登ってましたかね。

↓目的地はこちら。

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トレイルのルート上にはところどころ標識とサウンド・オブ・ミュージックに関連した置物があったりします。結構頻繁に出てくるのであんまり迷わなそうですね。

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これはオルゴールかと思って回したけれどよくわからなかった・・・

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だんだんと近づいてきますね。

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序盤より後半は山道っぽくなっていきます。

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途中の休憩スポットからは綺麗に山が見えます。ここまで来ればもう一息です。

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ひらけました!!

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日本語版もあったのか。

 

全然関係ないが直前にトム・ヨークらの「The Smile」のオンラインライブを見ていた。良い。アルバム楽しみ。

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「ドレミの歌」のシーンそのままの風景ですね。裏手に見えるはホーヘンヴェルフェン城。時間がなくて今回は訪問できず。

ヨーロッパに来た時はサウンドオブミュージックのロケ地に来るなんて思いもしなかった。気が付かないもんで、何がきっかけか忘れたけど来ようと思えばこれる場所であり来て本当によかった。知らないというのは怖いことですね。

こんな感じでまだまだ知らない素晴らしい場所が近くにあったりするんだろうなあ。

そういえば「クラフトワーク」のスタジオが今住んでいる家のめっちゃ近くにあったことを最近知った。何度も通っている道沿いにあったようで、こういうのを知ってるだけで街の見方が変わりますね。ぼーっと暮らしてちゃいけないですね。

ちょっとレアなヨーロッパの国シリーズ④ エストニア🇪🇪(2)

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前回に続きエストニアはタリンの続き。

ラエコヤ広場の旧市庁舎の次は広場の裏手にある聖ニコラス教会に向かいます。

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わかりにくい写真しか撮っていなかった笑
教会の前にはエドュアルト・ビルデというエストニア文学の偉人のモニュメントがあります。(調べて初めて知ったけど)

この教会の中には「死のダンス」という中世の絵画が展示されています。ベルント・ノトケ作。不気味ですごーく印象的です。

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Kiek in de Kök Museum (キーク・イン・デ・キョク)

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タリンは城壁の街でもありますが、その城壁沿いの塔にある博物館が異様に印象に残っています。写真の真ん中の四角い塔は「ネイツィルトン」、左側の塔が「キーク・イン・デ・キョク」でその内部は博物館になっています。いく前は思いもよらなかったけど、ここが今回の記事のメインです。

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城壁に沿って歩くとまさに中世ヨーロッパを感じる雰囲気です。このあたりの前の庭は「デンマーク王の庭」として知られているそうな。

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展示物も最初は中世っぽいんですよね。

かと思いきや、奥の方に進んでいくと段々と趣が変わっていきます。

奥には17世紀ごろのスウェーデン時代に作られた地下道(Bastion passages)があるのです。またここが不思議なところで・・・

ちなみにスウェーデン時代は何かというと、かつてモスクワとスウェーデンエストニアを巡って争い、1595年に締結されたタユシナ条約によってスウェーデン支配下となったそうです。その後1700年代にロシア帝国編入されるまでスウェーデン支配だったそうですね。その後も独立したもののソ連の一部になったり、この辺りの国々は色々複雑です。

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段々と奥に進んでいくとさらに怪しい雰囲気に。

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怖!!

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なんだこの展示物たちは・・・

どうやらこのトンネルはソ連時代、WWⅡの時は爆弾のシェルター、防空壕として使用されていたようです。確かに雰囲気がすごく社会主義っぽいんだよな。

1980年代はお隣フィンランドのテレビから流れる西側の文化であるポップミュージックやヘヴィメタル、特にパンクに感化された若者たちがこのトンネルに住み着いたとか。いきなり音楽文化と接近しましたね。ソ連だった時もパンク文化があったというのは興味深いです。

Estonian punk - Wikipedia

エストニアン・パンクのミュージシャンで知っている人はいなさそうだけど、もうちょっと詳しく調べてみたい文化ですね。

Youtubeで1986年結成で今でも活動しているらしいバンド、J .M .K.Eの動画を見つけました。

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トンネルで撮った写真の一枚のどうやらこの人たちがJ .M .K.Eっぽい。確かに壁に赤字で「J .M .K.E」と書いてあるぞ。

(せっかくなのでApple musicでJ .M .K.Eのアルバム「Külmale maale」の30周年記念盤を聴きながら文章を書いています)

セックス・ピストルズ」や「アナーキー・イン・ザ・UK」、「パンク・イズ・ノット・デッド」なんて言葉もあってなんか親近感湧く。

話は戻ってその後、2005年ごろから博物館化され綺麗に清掃が行われるまではホームレスやジャンキーが住んでいたとかなんとか。

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博物館を出て、ここから少し街を散策。

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なんか天気悪くなってきたな・・・

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旧市庁舎の裏側。

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旧市街東側のヴィル門からの撮影。ちなみにこれから大雨降ってきてズブ濡れ。

一度ホテルに戻って仕切り直しです。

オーストリア🇦🇹 聖地巡礼〜The Sound Of Music〜(3)

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過去の記事に続き、オーストリアザルツブルクを紹介したいと思います。

今回のメインは「The Original Sound of Music Tour」です。9:15 or 14:00 スタートの半日バスツアーで50ユーロ。個人で周るとより効率が良いので悪くないんじゃないかと思います。

www.panoramatours.com

 

The Original Sound of Music Tour集合地点

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ツアーの集合場所はザルツブルクの代表的スポットであるミラベル宮殿の前、聖アンドレ教会の付近からスタートです。

そういえば、このツアーの説明を聞いてびっくりしたのは「サウンドオブミュージック」って地元のオーストリアでは全然知られてないらしいです・・・笑

バスの運転手さんは「見たことない」と言ってました笑

ツアーガイドさんも「仕事のために見た」と。

ハリウッド映画とはいえそんなに地元では知られてないんだとびっくりしましたね。日本人もみんな一回は見たり、曲を聴いたことがあったりするだろうに不思議なもんです。

音楽の本場であるオーストリアからすると、アメリカ産のミュージカル映画なんて見ないわ、ということなのかな。

まあ、そんなこんなでツアーのスタートです!

 

レオポルズクロン湖

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映画の中で「トラップ大佐邸」のあった湖です。お家自体は別の場所なんですけど、家を背にしたシーンではこの湖沿いで撮影されているみたいですね。

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この「レオポルズクロン宮殿」は「ホテル シュロス レオポルズクロン」として宿泊も出来るようです。1泊くらいここに泊まるのもありだったかなあ。

バスツアーでは写真撮影の時間はあるけど、あちこちに行ったりはできないので湖の周りをフラフラ歩くなら個人で行った方がいいかもしれませんね。

レオポルズクロン湖側から見るザルツブルク城です。

ちなみに、次のスポットへバスで移動する途中に「トラップ邸」として撮影されたフローンブルク宮殿を通りました。バスの窓から見ただけだけど。

 

ヘルブルン宮殿

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ここは映画の中で長女のリーズルが「Sixteen Going On Seventeen」を電報配達人のロルフと歌うシーンの場所ですね。

こういう建築物って「Gazebo(ガゼボ)」っていうんですね。ガゼボってなんだよって読んで思ってしまいました。パビリオンと同義なのかな?

てか元々さっきのレオポルズクロン宮殿にあったのね、このガゼボ

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ヘルブルン宮殿方向への道。こちらもツアーでは訪問しないので、ゆっくり見たい場合は個人で来た方がいいですかね。

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ガゼボの付近からまっすぐ行くと先ほどのフローンブルク宮殿に行けます。夏に来てこの辺を自転車で走るのも気持ちよさそうですね〜!映画の世界に浸れることでしょう。

 

ヴォルフガング湖畔

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ここも写真撮影のためにちらっと立ち寄ります。ここは映画で出てきたっけなあ。

ちなみに湖の麓の町、St. Gilgen(ザンクト・ギルゲン)の中心はモーツァルト・プラッツなんですけど、モーツァルトは一度も訪れたこと無いそうです笑(現地で買ったガイドに書いてあった)

そういえばここに来る途中にレッドブルの本社がありました。オーストリアの会社とは知らなかったのでびっくり。

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バスの車窓から。

 

モンド湖(Mondsee)-マリアとトラップ大佐の結婚式場

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湖のほとりにバスを停め、街の方までてくてく歩いていきます。

カラフルな街。なんかドイツ語圏っぽく無いですね!(偏見?)

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モントゼー教会の正面

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この内部が結婚式のロケ地となったんですね〜

なんかリゾートって感じでいいですね、せかせかしたツアーじゃなくてゆっくりのんびりきてみたいですね。

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湖の方から見る教会。

ちなみにこちらはザルツブルク名物のボスナ(Bosna)、カレー風味のホットドッグですね。こんなんしか名物ないんかい。 美味しいですよ。カリブルストといいカレー風味好きだねえ。

ツアーも最終地点へ・・・

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早いものでツアーも最後。出発地へ戻りバスを降りて、目の前のミラベル宮殿に向かいます。

やっぱりザルツブルクの一番印象的な景色はここですかね。

子供の頃みて、まさか訪れるとは思わなかったサウンドオブミュージックロケ地ツアーですが、映画みたことある方にはおすすめしたいですね!

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ちょっとレアなヨーロッパの国シリーズ④ エストニア🇪🇪(1)

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コロナ前の2019年のことを今更ながらに書きますが、夏休みにロシアのサンクトペテルブルクに行ったのを振り返ります。

フィンランドヘルシンキからフェリーに乗りサンクトペテルブルクエストニアのタリンを訪れました。

タリンは治安も良さそうで日本人女性の一人旅?の方も多く見かけた気がするので、旅行先には良い場所なんじゃないかと思います。

自分の記憶も呼び起こしながらまとめていきたいと思います。

 

サンクトペテルブルクからタリン港へ

ヘルシンキサンクトペテルブルク〜タリンとすごく遠回りしてきましたが、ヘルシンキとタリンはフィンランド湾を挟んでほぼ向かい、フェリーで3時間くらいの距離になります。

フェリーで国をまたいだのは初めてですね。見知らぬ大陸がだんだんと迫ってくるのはワクワクします。

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そんなこんなでターミナルに着きました。入国の時にすごく並んだ記憶があります。(まあロシアからEUに入るのだから当然か)

港から旧市街まではわずか徒歩で2キロ!天気は悪いですけど旧市街に向かって歩いてきます。港から西へ進んでいくイメージです。

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途中「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれる塔を通ります。ここが街の入り口になるわけですね。

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旧市街に入って少し歩くとお次は「三人姉妹」と呼ばれる15世紀の住宅を通ります。綺麗な建物ですね。現在はThe Three Sistersというホテルになっているようです。

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建物が北欧っぽくカラフルな気がします。だんだん天気も良くなってきました!

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この通り沿いにはブラックヘッドの会館(写真がない!)とか大ギルド会館(エストニア歴史博物館)などの観光スポットが点在します。

ここを抜ければ旧市街の中心部である「ラエコヤ広場」に着きます。

 

ラエコヤ広場

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この広場には旧市庁舎が立っており、塔の上からは街を見渡すことができます。それについてはまた後ほど。とりあえず例によって丘の上から街を見渡すためにさらに進み「トームペア(Toompea)の丘」に向かって進んでいきます!

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丘の上には特徴的な風貌をしているロシア正教会の「アレクサンドル・ネフスキー聖堂」が建っています。

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こちらはトームペア城。今回の宿泊はこの城の裏手のホテルに泊まりました。さて、景色を見るためにさらに進みます。

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アレクサンドル・ネフスキー聖堂」に比べるとちょっと地味な見た目になりますが、こちらはエストニア最古の教会である(らしい)聖母マリア教会(Toomkirik)です。

 

トームペアの丘・展望台

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カラフルな街並みでおとぎ話に出てきそう、っていうのはこういう町のことなんだろうか。

この街も「魔女の宅急便」のモデルになった街の一つのようです。

さて先ほど通り過ぎた旧市庁舎に登るために「ラエコヤ広場」に戻ります。

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広場に戻ってきました。

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広場の中でも一際目立つのは旧市庁舎です。1404年から現在の形になったようです。

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塔の上から見た風景もいい感じ。

さて、続きはまたそのうち・・・